序章中国の連邦主義
- 第１節連邦主義と近代中国
- 第２節研究目的
- 第３節本書の構成
第１章辛亥革命と連邦主義
- 第１節清末地方勢力の台頭
- 第２節なぜ「連邦制」思想が噴出したのか
- 第３節政治指導者たちの連邦主義
- 第４節連邦主義挫折の原因
第２章１９２０年代の連邦主義運動
- 第１節統一の連邦論の浮上
- 第２節「省憲運動」−湖南省憲法の場合
- 第３節『中華民国憲法（１９２３年）』と連邦主義
第３章「以党治国」と連邦主義
- 第１節単一制か連邦制か
- 第２節「均権主義」の内容
- 第３節「以党治国」方針と「均権主義」
第４章中国共産党と連邦主義
- 第１節中国共産党の連邦制主張
- 第２節民族区域自治
- 第３節「以党代政」と分権主義
第５章半連邦制への道
- 第１節近代中国における分権と集権の反復
- 第２節鄧小平時代の分権構造
- 第３節「一国二制度」と国家構造形式の変容
- 第４節現代中国と連邦主義