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宝塚イズム 17 特集よみがえる『ノバ・ボサ・ノバ』
- 薮下 哲司(編著)/ 鶴岡 英理子(編著)
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特集 よみがえる『ノバ・ボサ・ノバ』
柚希礼音の『ノバ・ボサ・ノバ』――新しい野性がほとばしる!!!●大越アイコ
二十一世紀の『ノバ・ボサ・ノバ』●鶴岡英理子
四十年目の『ノバ・ボサ・ノバ』●石井唯衣
体が巻き込まれるショー●東 園子
四十年たっても感動と興奮のるつぼ●永岡俊哉
明るい星組のエネルギー源!――麻央侑希主演の新人公演●岩見那津子
小特集 はばたけ新トップ! 蘭寿とむ・音月桂
充実した二番手時代を過ごした最後のトップ、になるかもしれない蘭寿●小咲福子
音月桂の魅力に迫る●岩見那津子
動きだした二組のトップコンビ●鶴岡英理子
公演評[2011・3―8]
花組『ファントム』
顔と他者と仮面●倉橋耕平
作品選択への疑問が切なさを生む披露公演●鶴岡英理子
残念だが、演目がミスマッチ●永岡俊哉
月組『バラの国の王子』『ONE』
宝塚と童話――名前のない登場人物たち●木谷富士子
難しい挑戦だった芝居と、宝塚賛歌のショー●鶴岡英理子
出来のいい学芸会●永岡俊哉
雪組『ニジンスキー』
宝塚とホモセクシュアルの共存関係●木谷富士子
実験的公演――ニジンスキーという挑戦●玉置育子
同性愛と異性愛の三角関係がテーマ●永岡俊哉
雪組『ハウ・トゥー・サクシード』
全開の音月ワールド●鶴岡英理子
個性が光ったポップなコメディーミュージカル●岩見那津子
楽しいのだが、脚本に時代遅れの感あり●永岡俊哉
雪組『灼熱の彼方』
帝国と愛、不滅のものとは?●柿田 肇
酷暑に負けぬ出演者の頑張り――「オデュセウス編」●鶴岡英理子
気合で見せた初主演――「コモドゥス編」●岩見那津子
二本にする必要があったのか●永岡俊哉
星組『めぐり会いは再び』
宝塚ならではのほほ笑ましい夢物語●鶴岡英理子
作者の仕掛けのうまさに感動●永岡俊哉
宙組『美しき生涯』『ルナロッサ』
愛と忠義のソープオペラ●木谷富士子
女が「歴史」を書き換えるとき●大越アイコ
大空祐飛は石田三成の生まれ変わりか?●永岡俊哉
OG公演評
『スミレ刑事の花咲く事件簿』[水夏希]
女優第一歩はマニッシュな女刑事役●岩見那津子
『MITSUKO――愛は国境を越えて』[安蘭けい/AKANE LIV]
光子とリヒャルトの対立はどこにあるか●大越アイコ
『MITSUKO』と『エリザベート』の違い●木谷富士子
大和撫子の魂●松本理沙
『風を結んで』[大和悠河]
生きて生きて生き抜く強さ●木谷富士子
価値ある青春群像劇の輝き●鶴岡英理子
『風と共に去りぬ』[紫吹淳/叶千佳]
王道のグランド・ロマンに宿る風格●鶴岡英理子
『嵐が丘』[杜けあき]
見応えある名作文学の翻案ミュージカル●鶴岡英理子
『ニジンスキー』はメルクマールになった――宝塚歌劇における男同士の愛(試論)●小咲福子
タカラヅカ化粧文化試論――ジェンダーという視座をふまえて●玉置育子
連載
男役の翼(5)
香寿たつき――「結婚はしないわ。クライド」:『凍てついた明日』●天野道映
ジェンダーから読むタカラヅカの過去と現在(7)
女性クリエーターたち●大越アイコ
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