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目次

    序章 「脱日本化」・「中国化」・「本土化」と戦後台湾の言語・文字政策
     第一節 研究の目的と問題提起
     第二節 先行研究と本研究の方法・特徴

    第一章 「光復」と脱植民地化の現実──国語、方言、そして日本語
     第一節 はじめに
     第二節 中国の国語運動理念の提唱と現実
     第三節 台湾省国語推行委員会の成立と「方言の復元」
     第四節 新聞雑誌の日本語欄をめぐる摩擦
     第五節 日本語欄廃止に対する台湾人の反応
     第六節 日本語欄廃止と「上からの民族主義」
     第七節 おわりに

    第二章 過渡期における国語と方言──「台湾語を媒介とした国語教育」をめぐって
     第一節 はじめに
     第二節 学校教育にみる方針転換の所在
     第三節 民衆教育にみる方針転換の所在
     第四節 兵役男性教育にみる方針転換の所在
     第五節 おわりに

    第三章 台湾に消えたもう一つの「国語」運動──朱兆祥と「語文乙刊」
     第一節 はじめに
     第二節 朱兆祥と「語文乙刊」──「方言から国語へ」の提唱
     第三節 国語改革の方針──「方言消滅」の否定と方音符号の擁護
     第四節 キリスト教の宣教問題とローマ字使用の制限化
     第五節 「工具」の提唱から漢字の「進化」へ──文字改革問題と挫折
     第六節 「師範生は台湾語を学ぶべきか?」──一九五三年の論争と直接法の拡大
     第七節 おわりに

    第四章 台湾における「簡体字論争」──五四精神の再推進と羅家倫
     第一節 はじめに──文字改革問題の再浮上と「簡体字研究委員会」の成立
     第二節 新文化運動の再推進としての文字改革と羅家倫
     第三節 「文字制定程序法」制定要求と羅家倫による反駁
     第四節 民衆と政府からみた簡体字問題
     第五節 論争の高まりへ──立法院とメディアを中心に
     第六節 論争の鎮静化と簡体字禁止令
     第七節 二度目の簡体字論争──何応欽による「簡筆字」
     第八節 簡体字論争の終結──陳立夫による標準行書の制定・公布
     第九節 おわりに

    第五章 中華文化復興運動と言語的一元化──マスメディアの方言番組制限
     第一節 はじめに
     第二節 方言番組と文化復興委員会の言語観
     第三節 「加強推行国語辯法」の施行と方言番組の削減
     第四節 方言番組の是非と立法委員による圧力
     第五節 蔡培火による方言擁護──「中華文化復興運動補助言語化」の提唱
     第六節 「広播電視法」の制定へ──「方言番組削減」の規定化
     第七節 おわりに

    第六章 台湾人と「方言」──蔡培火の文化・言語観
     第一節 はじめに
     第二節 白話ローマ字から閩南語注音符号へ
     第三節 蔡培火の「閩南語注音符号」と朱兆祥の「方音符号」
     第四節 中華文化復興運動と蔡培火の文化観──言語で隔てられた「二つの社会」
     第五節 「国語」推進と民族団結
     第六節 おわりに

    第七章 言語問題の政治化へ──「統一」の教条化と「国語─方言」関係
     第一節 はじめに
     第二節 「広播電視法」制定後の言語状況──シンガポールの華語運動とその影響
     第三節 「国家」と「郷土」──マスメディア・映画にみる「国語─方言」
     第四節 「語文法」草案の誕生と消失にみる国民党の言語観
     第五節 「言語統一」の光と影──言語問題の政治化へ
     第六節 方言番組枠の拡大、台湾語の文字化、言語復権運動の開始
     第七節 おわりに

    第八章 「本土化」と「母語」教育──単一言語主義から郷土言語教育へ
     第一節 はじめに
     第二節 「本土化」の進展と母語教育の開始
     第三節 母語教育から郷土言語教育へ
     第四節 教育行政側の意図とメッセージ──郷土言語教育用教科書から
     第五節 郷土言語教育の内実
     第六節 郷土言語教育の課題
     第七節 おわりに

    終章 台湾言語政策史像の再構築
     第一節 本研究を通じて得られた新たな知見・成果
     第二節 まとめと今後の課題


    主要参考文献
    あとがき
    人名索引
    事項索引

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