目次
行政規制執行改革論
- 西津 政信(著)
- 第1章 日本国憲法は,行政強制消極主義を容認するか?
- 1 行政強制消極主義という問題状況
- 2 行政強制制度をめぐる「評価伝承」とその影響
- 3 憲法原則からの行政強制消極主義の法的評価
- 4 宝塚市パチンコ店等建築規制条例最高裁判決とその司法政策的含意
- 5 わが国の行政強制・行政制裁制度の改善に向けた立法・行政改革提案
- 第2章 行政の緊急措置と比例的リスク管理
- 1 問題提起
- 2 比例原則からみた事例分析
- 3 行政の緊急措置における比例的リスク管理とその実現方策
- 4 結語
- 5 補論
- 第3章 行政代執行制度の改善提案
- 1 解決すべき問題
- 2 本研究が提示する仮説と調査研究手法
- 3 ドイツの行政代執行制度の概要とその適用状況
- 4 民事執行法上の代替執行制度との比較
- 5 行政代執行法の所管府省問題
- 6 主要地方公共団体等に対するアンケート調査
- 7 規制執行実務を踏まえた立法政策的提言
- 8 結語
- 第4章 行政上の直接強制制度の再評価と立法政策提案
- 1 本研究の位置づけ
- 2 わが国の直接強制制度の歴史的沿革
- 3 わが国の直接強制制度の現状とその評価
- 4 ドイツにおける直接強制制度の現状とその評価
- 5 直接強制制度に関する立法論的提案と本研究の将来的展開方向
- 第5章 比例原則と秩序違反法制度の立法政策提案
- 1 本章の位置づけ
- 2 問題状況及び本章で提示する仮説
- 3 ドイツ比例原則の歴史的沿革とその現代的展開
- 4 ドイツ秩序違反法制度の現代的展開
- 5 比例原則からみた行政刑罰制度の日独比較評価
- 6 結語
- 付論 景観形成パイオニア特区(仮称)の創設提案
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