第１章ハンガリー法学派
- １「ハンガリー法哲学派」
- ２東西冷戦
- ３精神史的背景
- ４個性的思想家たち
- ５ルカーチとハンガリー法学派
第２章デュルケーム＝ショック
- １パリからの手紙
- ２社会学と客体化の問題
- ３論争
- ４成果
- ５放棄あるいは転回
第３章ピクレルの社会理論
- １論争
- ２ピクレル・ジュラの思想
- ３経済人類学の萌芽
- ４直観あるいは科学的発見の知
- ５現代思想の源流としてのブダペスト
第４章実証主義と倫理
- 序
- １世紀転換期の社会学的実証主義
- ２プルスキ・アーゴシュトの社会＝国家学説
- ３ピクレル・ジュラの思想あるいは科学主義
- ４社会学における客観化
- ５ショムロー・ボードグの途
- ６国家の干渉と個人主義
- ７デュルケーム＝ショック
- ８客観的社会学
- ９規範科学
- １０法律学的基礎原理
- １１認識批判論的立場の難点
- １２立法権力と規範の構造
- １３『第一哲学』と倫理の救出
- １４経験の相克
- １５方法的問題
- １６社会学的政治的決定論と倫理の役割