目次
女子高生と学ぶ稲盛哲学 豊かな社会と人生の方程式
- 高 巖(著)
-
はじめに
稲盛和夫氏は何をやった人か
私たちの発想の背景にある二つの社会哲学
本書に出てくる高校生との対話
【第一章】 社会哲学としての功利主義</b>
一、仕事の結果に関する方程式とは
二、社会哲学が扱うテーマとは
三、中世の終わりと議論の始まり
四、功利主義の登場
五、功利主義の落とし穴
【第二章】 自由至上主義が功利主義の限界を克服する</b>
一、自由至上主義はどう説明したか
二、自由放任思想とは異なる自由至上主義
三、自由至上主義を表す方程式は
四、自由な意思に基づく取引なのか
五、結果だけで人を評価する社会になる
【第三章】 ケインズが理想とする社会</b>
一、社会自由主義を表す方程式は
二、ケインズの基本的な問い
三、国家経済の循環とは
四、公共事業が引き起こす相乗効果
五、経済の行方を握るのは消費性向
六、日本社会の問題で考えてみる
七、どのように所得の移転は進むのか
【第四章】 ロールズが理想とする社会</b>
一、ロールズの基本的な問い
二、逆転の発想で正義の原理を導き出す
三、自由均等の原理とは
四、格差原理とは
五、ある村における「配分的正義」は
六、機会均等の原理とは
七、才能や資質と「偶然」
八、社会自由主義に対する違和感
九、社会自由主義が抱える落し穴とは
【第五章】 現代社会が抱える問題とは</b>
一、二つの社会哲学に共通するもの
二、三つの理論的前提とは
三、アリストテレス哲学と共同体主義の台頭
四、現代社会はどのような問題を抱えているか
五、日本社会はどうなっているか
【第六章】 稲盛哲学における「自由」とは</b>
一、「関係の中にある人」を意識する
二、関係を通じて責任や役割を自覚する
三、関係の中にある人とは、日常に根ざしたもの
四、関係を意識すると、何が見えてくるか
五、人と人との関係を大切にする
六、欲望の鎖から自らを解放する
七、自由な意思の実践とは
八、人間の関係は自身の心の反映
【第七章】 稲盛哲学における「考え方」とは</b>
一、よき考え方とはどういうことか
二、伝統的社会哲学が批判の的とするもの
三、仕事の結果に関する方程式はどこでも通用するか
四、社会の実態と「望ましい社会のあり方」は異なる
五、望ましい社会が優勢となる理由
【第八章】 稲盛哲学における「正義」とは</b>
一、稲盛哲学とロールズ正義論はどこが違うのか
二、無知のヴェールの背後にある高校生たち
三、高校生はどのような正義の原理を導き出すか
四、積極的行為に関する原理はどうなるか
五、消極的行為に関する原理はどうなるか
【第九章】 稲盛哲学における「豊かさ」とは</b>
一、仕事の結果と人生の結果は同じか
二、社会を豊かにする二つの根拠とは
三、偶然による撹乱と持続可能な豊かさ
四、偶然をどう受けとめるか
五、稲盛氏の人生は何を示唆しているか
六、稲盛氏はどのような人生を歩んできたのか
結びにかえて
政治哲学 ランキング
政治哲学のランキングをご紹介します政治哲学 ランキング一覧を見る
前へ戻る
-
1位
-
2位
-
3位
-
4位
-
5位
次に進む