目次
生存権の困難 フランス革命における近代国家の形成と公的な扶助
- 波多野 敏(著)
- 序章 フランス革命における「生存権」の性格をめぐって
- 第1章 アンシャン・レジームにおける救貧制度
- 第一節 アンシャン・レジームの救貧制度
- 第二節 「福祉と人間性の世紀」としての一八世紀
- 第2章 フランス革命と法の変容
- 第一節 特権から一般意思の表明としての法律へ
- 第二節 自由な所有と生存
- 第三節 労働と生存
- 第3章 革命の扶助構想
- 第一節 一七八九年人権宣言の周辺
- 第二節 救貧委員会の設置
- 第三節 革命の公的扶助理論
- 第四節 立憲議会の救貧策
- 第五節 立法議会の救貧策
- 第4章 公的扶助制度の形成
- 第一節 一七九二年一二月−経済政策と生存の権利
- 第二節 一七九三年三月−所有と公的扶助
- 第三節 一七九三年四月−人権と公的扶助
- 第四節 一七九三年六月−子供と老人への扶助
- 第五節 共和歴二年葡萄月(一七九三年一〇月)−物乞根絶に関する法律
- 第六節 共和歴二年風月法(一七九四年二月)と最高存在の祭典
- 第七節 共和歴二年花月(一七九四年五月)−農村における扶助
- 第八節 共和歴二年収穫月(一七九四年七月)−施療院財産の国有化
- 第5章 テルミドール後の政策転換
- 第一節 テルミドリアンの扶助政策
- 第二節 総裁政府の扶助制度
- 終章
ヨーロッパ史 ランキング
ヨーロッパ史のランキングをご紹介しますヨーロッパ史 ランキング一覧を見る