目次
日本国憲法と共に生きる 「真理と平和」を求めて
- 杉原泰雄(著)
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はじめに
第1章 「少国民」世代の憲法研究者の考えてきたこと――「真理と平和」を求めて
一 二つの憲法の下で生活する
二 明治憲法末期の生活状況と公教育
三 一九四五年八月一五日――敗戦による明治憲法体制の崩壊
四 日本国憲法との出会いと憲法学習活動――「真理と平和」を求めて、精神革命の日々
五 「東西冷戦」(「米ソ冷戦」)のなかで
六 憲法研究者として――憲法の基本的諸問題との取り組み
七 積極的な評価に値する日本国憲法――その解説書との取り組み
第2章 「未完の市民革命」と「東西冷戦・日米安保体制」の下でほんろうされる日本の憲法と憲法政治
一 日本国憲法の制定――現代における未完の市民革命
二 「東西冷戦」と「日米安保体制」
第3章 日本国憲法下の憲法政治(憲法の解釈運用)の動向
一 反憲法政治の展開――中曽根政権前までの段階
二 反憲法政治の強化――中曽根政権以降の段階
三 小泉政権(二〇〇一年四月―二〇〇六年九月)による反憲法政治の強化とその後の三政権
四 近時における日本国憲法と国民生活の危機の深化――多重危機の進行
第4章 どう対処するか(その1)――危機の諸要因をふまえた的確な対応を求めて
一 はじめに
二 「立憲主義」の再構築を求めて
三 二つの「立憲主義」の概念
四 「立憲主義」を破壊するもう一つの要因――憲法の基本用語の悪用・誤用
五 「解釈改憲」政治の進行と「強権政治」のおそれ
第5章 どう対処するか(その2)――危機の諸要因をふまえた的確な対応を
一 立憲主義体制とその歩みの特色の再確認を
二 危機の要因をふまえた的確な対応を求めて
三 的確な対応を確保するために――憲法学習と民主政治の強化を
おわりに
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