プロローグ
- Ｑ１何のためにあなたは論文を書くのか，明確な答えがあるか？
- Ｑ２論文を書くことはあなたの人生にとって無駄ではないと言い切れるか？
- Ｑ３論文作成のどこが律速段階になっているか−論文欠乏症の具体的症状を考えてみたか？
ＣＨＡＰＴＥＲ１あなたが論文を書けないのには理由がある
- Ｑ４学会発表は結構しているのに論文が書けていない，ということはないか？
- Ｑ５論文をイッキに書き上げようとしていないか？
- Ｑ６論文作成の大部分は「単純作業」だと認識しているか？
- Ｑ７目標と同時に「持ち時間」も小分けにしているか？
- Ｑ８「まとまった時間がないから書けない」を言い訳にしていないか？
- Ｑ９論文作成はあなたにとって「差し迫った」問題か？
- Ｑ１０論文作成中，ついネットやメールをしていないか？
- Ｑ１１論文作成に必要な「知的作業」のために，まとまった時間を確保しているか？
- Ｑ１２論文作成中にデータが不十分だと感じて筆を止めていないか？
- Ｑ１３書きかけの論文が複数ないか？
- Ｑ１４英文を書くことに意識過剰になっていないか？
ＣＨＡＰＴＥＲ２すべての物事は２度作られる
- Ｑ１５論文の核になるデータがあるか？
- Ｑ１６データさえ揃えば論文はすぐに書けると思っていないか？
- Ｑ１７ストーリーは描けているか？
- Ｑ１８論文の構想（第一の創造）を相談できる相手がいるか？
- Ｑ１９論文のテーマに関連した文献を３０以上集めて目を通したか？
- ＣＯＬＵＭＮ文献を読むことで自分の研究の立ち位置を知ろう
- Ｑ２０モデルとなる論文が３本程度見つかったか？
- Ｑ２１論文作成のためのＷｏｒｄ文書を作成したか？
ＣＨＡＰＴＥＲ３なんとなく書いていないか？
- Ｑ２２まずはここから：論文の結論を１〜２行で簡潔に書ききれるか？
- ◎てるくんの研究論文作成（１）
- Ｑ２３Ｉｎｔｒｏｄｕｃｔｉｏｎ１明確な研究の「目的」または「仮説」を書いているか？
- ◎てるくんの研究論文作成（２）
- Ｑ２４Ｉｎｔｒｏｄｕｃｔｉｏｎ２知識のギャップを中心にした３段論法を展開できているか？
- ◎てるくんの研究論文作成（３）
- Ｑ２５Ｉｎｔｒｏｄｕｃｔｉｏｎ３味付けはサラッとしているか？
- ◎てるくんの研究論文作成（４）
- Ｑ２６ＭａｔｅｒｉａｌｓａｎｄＭｅｔｈｏｄｓ１なぜ何を書くかを頭の中で整理できているか？
- Ｑ２７ＭａｔｅｒｉａｌｓａｎｄＭｅｔｈｏｄｓ２Ｒｅｖｉｅｗｅｒ・読者にわかりやすく簡潔にまとまっているか？
- Ｑ２８Ｒｅｓｕｌｔ１Ｆｉｇｕｒｅの紙芝居で組み立てたストーリーに沿って書き進めているか？
- ＣＯＬＵＭＮ提出用Ｆｉｇｕｒｅの作り方
- Ｑ２９Ｒｅｓｕｌｔ２建て前と本音を区別して読者を誘導できているか？
- Ｑ３０Ｒｅｓｕｌｔ３ＲｅｓｕｌｔとＤｉｓｃｕｓｓｉｏｎの棲み分けができているか？
- ◎てるくんの研究論文作成（５）
- Ｑ３１Ｄｉｓｃｕｓｓｉｏｎ１なぜ論文にＤｉｓｃｕｓｓｉｏｎが必要かを理解しているか？
- ＣＯＬＵＭＮなぜ学会プレゼンでは「Ｄｉｓｃｕｓｓｉｏｎ」のパートが少ないか？
- Ｑ３２Ｄｉｓｃｕｓｓｉｏｎ２書き出しのパターンを押さえているか？
- ◎てるくんの研究論文作成（６）
- Ｑ３３Ｄｉｓｃｕｓｓｉｏｎ３ポイントとなる結果と過去の文献を使って結論を支持しているか？
- ◎てるくんの研究論文作成（７）
- Ｑ３４Ｄｉｓｃｕｓｓｉｏｎ４研究の限界（ｌｉｍｉｔａｔｉｏｎ）を述べているか？
- ◎てるくんの研究論文作成（８）
- Ｑ３５すべてのパートが同じベクトルを持って書かれているか？
ＣＨＡＰＴＥＲ４書いただけで終わっていないか？
- Ｑ３６目標Ｊｏｕｒｎａｌの投稿規定に目を通したか？
- ＣＯＬＵＭＮ投稿先を決めるには？
- Ｑ３７倫理規定は守れているか？
- Ｑ３８書き上げたはずの論文が放置されていないか？
- ＣＯＬＵＭＮ指導教官に読んでもらうのを当然と思わないで！
- Ｑ３９Ｒｅｊｅｃｔされて心が折れていないか？
- ＣＯＬＵＭＮどうしても査読内容に納得いかないときは…
- Ｑ４０Ｒｅｖｉｅｗｅｒの質問に，前向きかつポジティブに答えられているか？