目次
タタールスタンファンブック ロシア最大のテュルク系ムスリム少数民族とその民族共和国 (連邦制マニアックス)
- 櫻間 瑛(編)/ 中村 瑞希(編)/ 菱山 湧人(編)
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まえがき 2
目次 3
基本情報 5
基本情報・旅行情報 5
国旗・国歌・国章・民族愛唱歌:白豹に守られる共和国 8
タタールスタンに行くには…… 10
地方区分:2つの特別市と43の郡 14
長距離交通:飛行機・鉄道・バス・船 16
タタールスタンの首都カザン 18
カザン:「釜」を意味するロシア第3の首都 18
カザン・クレムリン:モスクと教会の並び立つ世界遺産 22
カザンの劇場:『白鳥の湖』からジャズ、ムスリム映画祭まで 30
カザンの博物館:エカテリーナの馬車からソ連製ゲームまで 34
カザンのイスラーム、キリスト教、ユダヤ教寺院:多宗教が息づく街 38
【コラム】カザン生神女イコン:カザンで見つかりロシアを守護した聖母の像 44
カザンの公園・広場:結婚式の記念写真から戦勝記念パレードまで 46
その他の観光名所:世界中の宗教施設の集合体やピラミッド型の謎の建物 48
ロシアのスポーツ首都カザン:ユニバーシアードやワールドカップの会場 58
カザン連邦大学:レーニンやトルストイも青春の日々を過ごした学び舎 60
バウマン通り:かつての参道は土産物屋やカフェが連なる繁華街へ 64
ショッピングセンター:ソ連時代の趣が残る百貨店からスタバ擁する巨大ショッピングモールまで 68
大河と湖:ヴォルガ河とそれを取り巻く支流や湖 72
カザン市内交通:バス・トロリーバス・トラム・地下鉄 74
タタールスタンの各地域 76
ボルガル:タタールの故地にして世界遺産のイスラーム聖地 76
スヴィヤシスク:カザン征服・正教改宗の拠点から収容所、そして世界遺産へ 80
ナーベレジヌィエ・チェルヌィ、ニジネカムスク、アリメチエフスク:3つの経済中心地 84
タタールスタン北部と東部:タタール文化のふるさと 88
エラブガ、チーストポリ、ライシェヴォ:ロシア文化の街 90
タタールスタンの生活と社会 94
タタール語:テュルク社会とつながるロシア最大の少数言語 94
タタール語の現状:「母語」を守ろうとする若者と課題山積みの「母語」教育 98
【コラム】国際タタール語・文学オリンピック:世界各地から参加者多数?タタール語の世界大会 102
タタールの宗教:「伝統」と「近代化」の葛藤の中のイスラーム復興 104
若者の日常:インスタグラムやソーシャルゲームに夢中 112
【コラム】恋愛事情:誘われるより誘いたい男たち 114
村落生活誌:インターネットを使いつつ自給自足する人々の暮らし 118
タタールの芸術・文化 122
タタール文学:トゥカイからイスハキー、ジャリール、そしてヤーヒナへ 122
タタール音楽:悲しみは哀愁漂うモンの調べに、喜びは軽快なガルムンの奏でに 128
タタール民族衣装:過去と現在をつなぐ伝統刺繍文化 130
タタール食文化:小麦とジャガイモと肉のハーモニー 132
サバントゥイ:豊穣を祈る祭りからタタール民族の祭典へ 136
タタールスタンと民族 140
ロシアの中のタタール人:ロシア最大の少数民族 140
先祖を求めて:ヴォルガ・ブルガルとタタールの民族起源論 144
タタール系諸グループ:カザン・タタールとクリャシェン、ミシャリ、
そしてシベリアとアストラハン、クリミアのタタール人 146
【コラム】クリャシェン:ロシア正教の受容から独立した民族の要求へ 150
在外タタール人:中央アジア、新疆とフィンランド、そして日本と北米まで 154
タタールスタン内の諸民族:チュヴァシ、バシキール、ウドムルト、モルドヴァ、マリら
近隣諸民族と移民たち 158
タタールスタンの歴史 164
歴史I:イスラームの受容とロシアの進出 164
歴史II:ロシア東方の中心として 166
歴史III:革命から民族共和国の成立へ 170
歴史IV:ソ連期のロシア化と工業化 174
歴史V:タタールスタン主権運動 178
【コラム】カバン湖の秘宝:トレジャー・ハンターを惹きつける伝説 184
タタールスタンの政治と経済 185
国家の中の国家:プーチン体制下でも生き残った民族共和国の政治体制 185
2人の大統領:主権運動の父シャイミエフとエコノミストのミンニハノフ 188
対外関係:ロシア外交も支える世界各地への代表部の展開 194
経済:石油生産と経済特区に支えられた成長 198
タタールスタンと日本 202
在日タタール人の過去と現在:イスラーム世界と日本の狭間で 202
日本の中のタタールスタン:高まるタタールへの関心 208
タタールスタンの中の日本:カザンの日本文化教室 212
【コラム】エラブガの日本人抑留者:日本とタタールスタンの悲しい記憶 214
付録 216
ロシア語・タタール語会話帳 216
タタールスタン年表 220
参考文献 221
あとがき 223
*各タイトルの後のは櫻間、は中村、は菱山がそれぞれ執筆したことを意味しています。
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