目次
国籍法違憲判決と日本の司法 (学術選書 法社会学)
- 秋葉 丈志(著)
- 序章 国籍法違憲判決の意義
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 本判決の背景:ジャパニーズ・フィリピーノ・チルドレン(JFC)とは
- Ⅲ 判決は何を問うたか
- Ⅳ 「問い」への二つのアプローチ:対照的な判決
- Ⅴ 最高裁判決のインパクト
- Ⅵ まとめ
- 第1章 国籍法違憲判決と政策形成型訴訟
- Ⅰ 国籍法違憲判決とその法的・社会的意義
- Ⅱ 政策形成型(現代型)訴訟とcause lawyering について
- Ⅲ 国籍確認訴訟における弁護士・支援団体の役割
- Ⅳ 判決内容の「実施」(implementation)過程と弁護士・支援団体の役割
- Ⅴ 政策形成型訴訟を巡る議論と本件訴訟について
- Ⅵ 結論
- 第2章 国籍確認訴訟を巡る裁判官の「個性」と裁判所の力学
- Ⅰ はじめに:憲法解釈と司法の役割
- Ⅱ 地裁判決と高裁判決の対照的アプローチ
- Ⅲ 地裁・高裁判決と裁判官の「個性」
- Ⅳ 裁判官の組織内関係からの分析
- Ⅴ 結論
- 第3章 「法の下の平等」と最高裁
- Ⅰ 大法廷判決と最高裁内の意見対立
- Ⅱ 非嫡出子差別訴訟と国籍確認訴訟
- Ⅲ 選挙と「法の下の平等」を巡る訴訟との関連
- Ⅳ 憲法訴訟と最高裁
- Ⅴ 結論
- 第4章 国籍法違憲判決と血統主義
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 国籍法改正とJFC
- Ⅲ 血統主義の混迷
- Ⅳ 血統主義の今後
- Ⅴ 結びに:国籍法違憲判決と法,社会
- 第5章 国籍法違憲判決と今後の司法のあり方
- Ⅰ 国籍法違憲判決と法改正過程
- Ⅱ 国籍法違憲判決と今後の司法
- Ⅲ 今後の研究課題
- Ⅳ 結びに
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