目次
超訳!こども名著塾 あの古典のことばがよくわかる! 5 〈枕草子〉清少納言 〈徒然草〉兼好法師
- 「超訳!こども名著塾」編集委員会(編集)
- はじめに
- この本の読み方
- 第1部 枕草子−自分らしく生きよう!
- 名著ものがたり
- (1)『枕草子』ってどんな本?
- (2)『清少納言』ってどんな人?
- (3)『清少納言』が生きた時代
- 自分らしさって? 春はあけぼの。やうやうしろくなり行く、山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。
- 自分らしく生きたい! …ただの紙のいと白うきよげなるに、よき筆、白き色紙、みちのくに紙など得つれば、こよなうなぐさみて、さはれ、かくてしばしも生きてありぬべかんめりとなむおぼゆる。
- 自分のことがわからない… なにもなにも、ちひさきものはみなうつくし。
- 他人の意見が気になる… されど、人をば知らじ、ただ心地にさおぼゆるなり。
- 1番気をつけたいこととは? ふと心おとりとかするものは、男も女もことばの文字いやしう遣ひたるこそ、よろづのことよりまさりてわろけれ。
- もっと知りたい!! 宮中で話題! 『枕草子』
- かっこいいふるまいとは? にくきもの いそぐ事あるをりにきてながごとするまらうど。
- 困難に負けそうなとき あぢきなきもの わざと思ひ立ちて宮仕に出で立ちたる人の、物憂がり、うるさげに思ひたる。
- やりがいってなに? はづかしき人の、歌の本末問ひたるに、ふとおぼえたる、我ながらうれし。
- ほんとうに役に立つ人とは? …「少納言よ、香櫨峯の雪いかならん」と仰せらるれば、御格子あげさせて、御簾を高くあげたれば、わらはせ給ふ。
- 自分を成長させるひけつって? 第一の人に、また一に思はれんとこそ思はめ…
- もっと教えて!! 清少納言せんせい
- 第2部 徒然草−人生っておもしろい!
- 名著ものがたり
- (1)『徒然草』ってどんな本?
- (2)『兼好法師』ってどんな人?
- (3)『兼好法師』が生きた時代
- 人生のおもしろさって? 世は定めなきこそいみじけれ。
- 毎日のこころがまえって? 人の命は雨の晴れ間をも待つものかは。
- やりたいことがたくさん… …第一の事を案じ定めて、その外は思ひ捨てて、一事を励むべし。
- 自分を高めるには? 「…うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
- ほんとうの力を発揮したい! 初心の人、二つの矢を持つ事なかれ。
- もっと知りたい!! 兼好法師は自由人
- 勝負のときは? 勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。
- こわいものなんてない! 道を知らざらん人、かばかり恐れなんや。
- 才能を自慢したいとき よき細工は、少し鈍き刀を使ふといふ。
- 自分はいろいろ知っている! 少しのことにも、先達はあらまほし事なり。
- もっとたのしく生きるには? 花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは。
- もっと教えて!! 兼好せんせい
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