目次
グローバル・ヒストリー
- 妹尾 達彦(著)
- 第1部 グローバル・ヒストリーの理論と方法
- 第1講 人類史の大きな流れを把握する
- 第2講 3つの仮説−生態環境の境域で国家がつくられる−
- 第3講 前近代の世界システム−生体環境と広域経済圏−
- 第4講 空間の分類−ユーラシア大陸東部・中央部・西部という空間設定の提唱−
- 第5講 時間の区分−4〜7世紀と16〜18世紀を画期とする三時期区分−
- 第2部 グローバル・ヒストリーの三段階−古典国家・農牧複合国家・近代国民国家−
- 第6講 初期国家−国家の始まり−
- 第7講 古典国家−前1000年紀における遊牧国家の形成と農業国家の再編−
- 第8講 農牧複合国家−4〜7世紀の混乱と農牧複合の構築−
- 第9講 世界宗教圏−広域経済圏の形成と個人意識の確立−
- 第10講 都城時代の誕生−東アジアの都城時代と日本の建国−
- 第11講 “商業帝国”の交替−ソグド商人からイスラーム商人へ−
- 第12講 古典文化の復興運動−ユーラシア大陸の複数のルネサンス−
- 第13講 西欧の勃興と全球史−沿海都市網の拡大と近代国家の形成−
- 第14講 国民広場の誕生−視覚化される20世紀と目に見えない21世紀−
- 第3部 グローバル・ヒストリーとしての現在と未来
- 第15講 これからの世界:ユーラシア大陸経済圏の形成
- おわりに−本講義の枠組みを、世界史の個別事例の理解に応用してみよう−
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