目次
帝国の福音 ルーシィ・ピーボディとアメリカの海外伝道
- 小檜山 ルイ(著)
- 序論
- 一 海外伝道およびその関連分野の研究の史学史−保守とリベラルの分断
- ニューレフト史学の隆盛
- ジョン・K・フェアバンクとアウトサイダーによる研究
- ポストコロニアリズムの台頭
- 女性と帝国主義論
- 女性と海外伝道
- ホリンジャによる最新の試み
- 二 本書の立場と主要な問題系
- 中流階級と女性の政治文化
- 一九世紀的福音主義の解体と女性
- 帝国主義の文化と女性による海外伝道
- 第一章 中流の輪郭
- カンザスのベルモント
- ニューヨーク州ピッツフォード
- ロチェスタ
- 「ロチェスタのヘレン」
- 聾啞教育にたずさわる
- 結婚
- 世界航路
- 第二章 植民地経験
- マドラス
- キリスト教の伝統
- インドにおけるアメリカ系バプテストとマドラスの位置
- ウォータベリ夫妻の五年間
- 「クリスチャン・ホーム」をつくる
- 「召使い」
- 「先生」と助手
- 「福音」を播く
- 同僚の中での孤独
- 避暑生活
- 健康問題
- 過労死
- 第三章 姉妹の絆のなかで
- 本領発揮
- 婦人アメリカ・バプテスト海外伝道協会(WABFMS)
- 国内通信事務主事=運動員として
- 富とキリスト教道徳−「与える」ことの奨励
- シングル・マザーの住環境
- 合同伝道研究中央委員会
- 教科書の語り
- 再婚
- 第四章 祝祭
- 再婚相手
- パラマッタの女主人
- 再びの夫の死
- 裕福な未亡人
- 『東洋における西洋の女性たち』
- 女性による海外伝道五〇周年記念イベント
- 仕掛け
- 女の示威運動
- 婦人伝道局連合の結成
- 第五章 東洋の七校の女子大学
- エディンバラ継続委員会委員
- 世界旅行とアジアの伝道拠点
- 確信と弁明
- 第一次世界大戦
- 終戦と北米教会間世界運動
- ロックフェラー家
- ルーシィ・ピーボディとIWM
- IWMの挫折
- 東洋の七校の女子大学建築基金募集キャンペーン
- 「クリスマスの贈り物」
- ローラ・スペルマン・ロックフェラー記念財団
- 揺らぐバプテスト内での立場
- 第六章 リベラリズムとファンダメンタリズム
- ファンダメンダリスト
- モンゴメリのリーダーシップと包摂策
- エキュメニズムを足場に
- 「青い目の人形」への協力
- 「宗教不況」と男女分離主義の危機
- 「ネイティヴ」の自己主張−東京女子大学と金陵女子大学
- 若い女性教員・宣教師の問題
- 新しいスタイル
- 「国際親善・友好」とキリストの喪失
- 第七章 「信仰の冒険」へ
- 娘夫婦
- 植民地フィリピンでのプロテスタント伝道
- ラファエル・C・トマス
- マーガリート・ドーンの支援
- ファンダメンタリストという自認
- 伝道局本部への波及
- 東洋におけるバプテスト福音伝道協会、Inc.
- 大恐慌とフロリダ連環伝道集会
- 『伝道再考』の波紋
- 「一人の女による平信徒報告への批判」
- ミソジニ
- 第八章 女の政治
- 禁酒法をめぐって
- 法執行のための婦人全米委員会の設立
- 選挙政治への介入
- 「女性の政治文化」の機能不全
- 女たちの分断
- 新しい政治的連携
- エピローグ
外国 ランキング
外国のランキングをご紹介します外国 ランキング一覧を見る
前へ戻る
-
1位
-
2位
-
3位
-
4位
次に進む