第１章はじめに
- １．１生物の特徴
- １．２生物個体の階層構造
- １．３生命活動の本質は化学反応
- １．４薬は細胞内の化学反応に影響を与えることでその効果を発揮する
- １．５まとめ
第２章生命の基本単位としての細胞
- ２．１細胞の基本構造と細胞膜
- ２．２細胞の大きさと観察手段
- ２．３真核生物の細胞と原核生物の細胞
- ２．４主なオルガネラ
- ２．５細胞骨格
- ２．６細胞の相互認識と細胞同士を結びつける結合
- ２．７まとめ
第３章生命と水
- ３．１水の分子構造と水の特性
- ３．２水の溶媒としての特徴
- ３．３生命環境としての水の重要性
- ３．４まとめ
第４章タンパク質とその機能
- ４．１タンパク質の構成単位としてのアミノ酸の化学的特徴とポリペプチド
- ４．２タンパク質の構造
- ４．３高次構造が決めるタンパク質の機能〜タンパク質が持つ無限の可能性
- ４．４タンパク質の多様な機能の概要
- ４．５医薬品とタンパク質
- ４．６まとめ
第５章ゲノム〜生命の設計図
- ５．１ゲノム情報の記録媒体としてのＤＮＡ
- ５．２ゲノムＤＮＡの情報に基づくタンパク質の合成〜遺伝子発現
- ５．３世代を超えてゲノムを維持する仕組み〜ゲノムＤＮＡの複製
- ５．４細胞の分裂と染色体の役割
- ５．５まとめ
第６章哺乳動物が個体を構築して維持する仕組み
- ６．１哺乳動物における個体形成
- ６．２配偶子の形成と減数分裂
- ６．３受精卵からの個体形成〜哺乳動物の発生と分化
- ６．４幹細胞とその役割
- ６．５多細胞生物の個体を維持するための能動的な細胞死
- ６．６まとめ
第７章生命機能における糖質と脂質の役割
- ７．１糖質の種類と役割
- ７．２脂質の種類と役割
- ７．３生体膜の基礎構造としての脂質
- ７．４まとめ
第８章生体内で行われる化学反応の特徴と酵素の役割
- ８．１生体内で行われる化学反応の特徴
- ８．２代謝経路
- ８．３代謝経路を制御する酵素
- ８．４代謝経路の調節
- ８．５まとめ
第９章生命活動に必要なエネルギーを得る仕組み
- ９．１生命活動の根源は太陽光エネルギー
- ９．２生命活動を進める化学エネルギー：ＡＴＰ
- ９．３グルコース酸化で遊離されるエネルギーをＡＴＰに蓄積する仕組み
- ９．４糖質の消化吸収とグルコースの貯蔵
- ９．５エネルギー源としての脂質の役割
- ９．６エネルギー源としてのアミノ酸
- ９．７動物が行うグルコースの合成〜糖新生
- ９．８まとめ
第１０章哺乳動物の器官や組織の間で行われる情報交換
- １０．１哺乳動物の活動と器官や組織の間での情報交換
- １０．２信号分子による情報伝達と医薬品の働き
- １０．３器官や組織の間での情報交換に関わる三方式
- １０．４個体機能の調節における３つの情報伝達方式の役割
- １０．５ホメオスタシス
- １０．６まとめ
第１１章医薬品の作用と生命機能との関係
- １１．１がんの治療薬
- １１．２糖尿病とその薬物治療
- １１．３循環器疾患の薬物治療
- １１．４免疫・アレルギー疾患の薬物治療
- １１．５精神神経疾患の薬物治療
- １１．６感染症の薬物治療
- １１．７おわりに