目次
「コミックス」のメディア史 モノとしての戦後マンガとその行方
- 山森 宙史(著)
- 序章 マンガ研究と「コミックス」
- 1 不問領域としての「コミックス」
- 2 「メディア論的マンガ論」の系譜
- 3 メディア論的言説空間と「雑誌中心主義」
- 4 「コミックス」から問うということ
- 5 「メディア特性」から「メディア観」を問う視座へ
- 6 メディア認識と「モノ」の枠組み
- 7 モノと交差する「とき」と「場」
- 8 本書の構成
- 第1章 「単行本」とコミックス
- 1 「コミックス」前史
- 2 「コミックス」の誕生
- 第2章 「雑誌」とコミックス
- 1 貸本マンガと新書判コミックス
- 2 「雑誌メディア」としての新書判コミックスの確立
- 3 非−雑誌メディアとしてのコミックス
- 第3章 「書籍」とコミックス
- 1 コミックスと「文庫」
- 2 「マンガ文庫」から「文庫判コミックス」へ
- 3 A5判をめぐる「書籍」と「コミックス」の境界
- 第4章 「本屋」とコミックス
- 1 常設「コミックコーナー」ができるまで
- 2 常設コーナーの全国的拡大
- 3 書店が形作る「モノ」としての枠組み
- 4 コミックスが産出する空間
- 第5章 「読者」とコミックス
- 1 初期新書判コミックスと読者の関わり
- 2 コミックスと「オタク」的なるもの
- 3 「コミックス派」の台頭
- 4 モノとしての「マンガ」経験
- 終章 「メディアとしてのマンガ」の行方
- 1 コミックスからみる「メディアとしてのマンガ」
- 2 「メディアとしてのマンガ」の「コミックス」性
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