目次
開発経済学:アジアの農村から (放送大学教材)
- 大野 昭彦(編著)
- 1 貧困とは
- 1.はじめに
- 2.貧困の側面
- 3.経済発展と幸福:幸せはお金で買えるのか
- 第Ⅰ部:人口と農業(第2〜5章)
- 2 人口と経済発展
- 1.はじめに
- 2.人口転換論
- 3.合計特殊出生率
- 4.人口と食糧
- 5.市場原理と共同体原理
- 6.過剰労働と転換点
- 3 農業と工業化:リカードの成長の罠
- 1.はじめに
- 2.リカードの罠
- 3.開発途上国の穀物輸入と輸出
- 4.インドにおけるリカードの罠
- 5.インドの「緑の革命」の進展
- 4 緑の革命
- 1.はじめに
- 2.近代品種の開発と普及
- 3.「緑の革命」の成果
- 4.将来の課題
- 5 食料問題から農業問題へ:インドの経験
- 1.はじめに
- 2.緑の革命と地域格差
- 3.北西部の二つの村から
- 4.食料問題から農業問題へ
- 5.農民の離農:パンジャーブ州
- 第Ⅱ部:むら共同体(第6〜8章)
- 6 むら共同体とリスクへの対応
- 1.はじめに
- 2.リスクの種類とその管理
- 3.むら共同体の地域差
- 4.ラオスの村から:ネットワーク保険
- 7 共同体と共有資源管理
- 1.はじめに
- 2.共有資源管理のメカニズム
- 3.インド,タミル・ナードゥ州の事例
- 4.今後の課題
- 8 共同体の多様性と開発
- 1.はじめに
- 2.モンスーン・アジアの自然条件
- 3.現代モンスーン・アジアの世界における位置づけ
- 4.モンスーン・アジアの歴史的発展−人口史を中心に
- 5.農村社会の多様性
- 6.開発の多様性
- 7.モンスーン・アジアの現状と将来
- 第Ⅲ部:財市場(第9〜11章)
- 9 市場と商人:市場の低発達性
- 1.はじめに
- 2.市場の統治メカニズム
- 3.市場取引の混乱
- 4.商人の類型
- 10 農産物にみる財市場の多様性
- 1.はじめに
- 2.議論の枠組み
- 3.市場取引に近い米の販売
- 4.タバコ:購入投入財が必要となる財
- 5.野菜の流通
- 6.プランテーションvs小農栽培:サトウキビ
- 11 農村工業:ラオスの手織物業
- 1.はじめに
- 2.ラオスの手織物について
- 3.登場人物
- 4.議論の構図
- 5.取引契約と糸の窃取(モラル・ハザード)
- 6.二つのタラート
- 7.市場の外延化:重層的な織元−織子関係
- 8.集中作業場
- 第Ⅳ部:農村金融市場(第12〜14章)
- 12 農村金融をみる
- 1.はじめに:制度金融と非制度金融
- 2.ネパールの現状から
- 3.融資にかかわる取引費用
- 4.農村金融に対する政策介入
- 5.農村の非制度金融
- 6.信用割当
- 7.マイクロ・ファイナンス
- 13 グラミン銀行
- 1.はじめに
- 2.グラミン銀行の誕生
- 3.グラミン銀行の仕組み
- 4.グラミンⅡ−マイクロ・クレジットから総合的バンキングへ
- 5.グラミン銀行およびバングラデシュの「マイクロ・ファイナンス産業」の現状
- 6.グラミン銀行から何を学べるか
- 14 信用組合
- 1.はじめに
- 2.日本の経験
- 3.ラオスの信用組合
- 15 開発の現場から:ラオス南部の事例
- 1.はじめに
- 2.調査地域の概要
- 3.電化
- 4.主穀生産
- 5.収入と支出
- 6.ショック
- 7.教育
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