目次
音楽の未明からの思考 ミュージッキングを超えて
- 野澤 豊一(編著)/ 川瀬 慈(編著)/ 青木 深(ほか著)
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序論 音楽の力を未明の領域に探る 野澤豊一
第Ⅰ部 あつまる・かさなる
第1章 なぜ人は音楽療法をするのか──福祉現場のフィールドワークから 西島千尋
第2章 ダンスと振付の間──日本ディスコ史から考える 輪島裕介
第3章 音楽することと家を建てること 浮ヶ谷幸代
第4章 融合と社交 ──歌で参与するあり方について 梶丸 岳
第Ⅱ部 まざる・とけあう
第5章 バリ島行列音楽考──音・身体・場所の経験 増野亜子
第6章 揺れからダンスへ──日本の社交ダンスにおけるカウントとリズム 井上淳生
第7章 音楽ならざるものによる合体──アメリカ黒人教会における「喜ばしきノイズ」 野澤豊一
第8章 プロト・ミュージッキング――「森の民」バカの社会におけるグルーヴの遍在 矢野原佑史
第Ⅲ部 つかう・つくる
第9章 行為としての民俗芸能の映像記録とその活用 福岡正太
第10章 「囃す」というミュージッキング──シャギリが生み出す祭礼の場と関係性 武田俊輔
第11章 権威をかわして音と戯れる──ウガンダのショー・パフォーマンス「カリオキ」のプログラム作成をめぐって 大門碧
第12章 変わるスリンの指穴──ものと演奏行為の相互作用 伏木香織
第Ⅳ部 おもう・かたる
第13章 ミュージッキングはゴーストライトの(悪)夢を見るか?──佐村河内ゴーストライター事件が示唆するもの 井手口彰典
第14章 ショナ社会における音楽的才能の霊性──マシャウィ儀礼の事例から 松平勇二
第15章 歌の内なる生──伊江島のくゎーむいうたとエチオピアの蠟と金の事例より 川瀬 慈
第16章 歌が呼び覚まされるとき──アメリカにおける「支那の夜」とその記憶 青木 深
おわりに 川瀬慈
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