目次
「地域」の学び方 経済・社会を身近に考えよう
- 帝京大学地域経済学科編集委員会(編)
- 第1章 地域における産業調査の方法
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 益子焼産地に関する先行研究の探し方
- Ⅲ 益子焼の発祥と隆盛に関する先行研究から分かる点と疑問点
- Ⅳ 益子焼産地の現状と現地調査
- Ⅴ おわりに
- 第2章 「地富論」の時代における農業の役割
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 平成という時代
- Ⅲ 平成の時代における農業・農村
- Ⅳ 脱グローバリズムの時代へ
- Ⅴ 製造業の国内回帰
- Ⅵ ポスト・コロナの世界
- Ⅶ 若者の田園回帰
- Ⅷ 「地富論」の時代における農政
- Ⅸ 国連家族農業の10年と小農の再評価
- Ⅹ おわりに−「地富論」の時代と日本農業
- 第3章 農山村のフィールドワークから得られる学び
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ フィールドワークの手法
- Ⅲ 帝京大学経済学部地域経済学科におけるフィールドワークの事例
- Ⅳ おわりに
- 第4章 社会関係資本と地域経済政策
- Ⅰ 地域経済政策と「社会」への視点
- Ⅱ 社会構造と社会関係資本
- Ⅲ 社会関係資本の所在と地域社会
- Ⅳ 関わりあう社会の力
- 第5章 フランスにおける地域経済政策の誕生
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 本章における「地域」概念とその成立要件
- Ⅲ 「単一にして不可分の共和国」の形成と地域アイデンティティの抑圧(19世紀前半以前)
- Ⅳ 産業革命の進展と地域間格差の拡大(19世紀後半)
- Ⅴ フランスにおける「地域主義」の興隆と「地域経済政策」の誕生(19世紀末〜20世紀前半)
- Ⅵ おわりに代えて
- 第6章 GISと地域経済政策
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ GIS
- Ⅲ オープンデータの普及と地理惰報の活用
- Ⅳ 地域経済政策に関わる地理情報−オープンデータの利用と地域経済政策
- Ⅴ GISリテラシーの必要性
- Ⅵ おわりに
- 第7章 公共政策と地域経済政策
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 「公共政策」の定義
- Ⅲ 公共政策の形式と規律
- Ⅳ 公共政策を定める法律−基本法
- Ⅴ 公共政策を定める法律−推進法
- Ⅵ 公共政策を定める法律−個別実体法
- Ⅶ 法律の進化
- Ⅷ 予算
- 第8章 地方創生への道
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 地域3政策の理念・目標・背景の差異
- Ⅲ 地域3政策における国の関与のあり方の差異−全国総合開発計画との関係を含めて
- Ⅳ 地方創生の事業評価(主体・方法)の意義と課題
- Ⅴ おわりに
- 第9章 財政と地域社会
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 「揺りかごから墓場まで」我々の生活を幸せにする財政
- Ⅲ 日本財政の特徴
- Ⅳ 社会・地域社会の「鏡」としての財政
- Ⅴ 地域経済と地方財政
- Ⅵ 身近な地域社会に誰でも必ず要るニーズの充実を!
- 第10章 地域と観光産業
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 観光産業とは
- Ⅲ 旅行業・宿泊業・運輸業
- Ⅳ 観光産業とまちづくり
- 第11章 地域メディアにみる「草の根」イノベーション
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 農村の地域メディアとしての有線放送電話
- Ⅲ 有線放送電話の誕生と発達
- Ⅳ ADSLのフィールド実験
- Ⅴ 有線放送電話によるADSLサービスの普及
- Ⅵ ADSLサービスの退潮と有線放送電話インターネット接続事業の現況
- Ⅶ 通信技術の「草の根」イノベーション
- 第12章 環境経済学におけるエネルギー問題
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 環境経済学とは
- Ⅲ エネルギー産業とエネルギー問題
- Ⅳ 地域のエネルギー問題と問題解決に向けた検討
- Ⅴ おわりに
- 第13章 COVID−19感染禍にEquityを核とした教育実践を考える
- Ⅰ はじめに
- Ⅱ 本稿を貫く四つの重要概念
- Ⅲ 先行研究Bowland Mathsの教材「OUTBREAK」
- Ⅳ COVID−19から考える教育実践
- Ⅴ おわりに
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