サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

目次

    序章 架橋としての文学
    1 “他者”としての朝鮮
    2 「親日文学」と「転向文学」

    第1章 移植文学から始まる
    1 近代的文体の誕生
    2 最初のハングル新聞

    第2章 歪んだ鏡──李光洙と日本語
    1 李光洙の「文体」
    2 李光洙の文章論
    3 『無情』の三角関係
    4 李寶鏡という主人公
    5 「金髪青眼」コンプレックス
    6 「香山光郎」との再会
    7 “美しい”人
    8 鏡のなかの李光洙
    9 「香山光郎」の日本語小説

    第3章 崔載瑞と近代批評の誕生
    1 佐藤清と崔載瑞
    2 故郷となった京城
    3 「崔よ、金よ、李よ」
    4 文学と知性
    5 転換期の「朝鮮文学」
    6 「まつろふ文学」と小説
    7 「志願」と「結婚」
    8 敗戦直後の朝鮮文壇

    第4章 抵抗と屈従──金史良と張赫宙
    1 「天馬」と玄龍
    2 花豚という鴉
    3 日本語か朝鮮語か
    4 『太白山脈』の世界
    5 張赫宙の場合

    第5章 山梨と林檎──金鍾漢と中野重治
    1 坊やのグライダーと詩人
    2 中野重治編『日本現代詩大系』第八巻
    3 「雨の降る品川駅」の推移
    4 園丁とその妻

    第6章 異邦人の“モダン日本”
    1 編集者・馬海松
    2 『モダン日本』という雑誌
    3 『モダン日本・朝鮮特集号』
    4 “暴徒の子”は消えた
    5 うさぎの国とさるの国

    第7章 金史良の「生死」と文学
    1 行方不明者・金史良
    2 白衣と抵抗
    3 親日派とエゴイスト
    4 『文藝首都』と植民地文学
    5 殉教者としての親日派

    第8章 金素雲と李箱の日本語詩
    1 金素雲の朝鮮民謡集
    2 翻訳の問題
    3 文化衝突としての翻訳
    4 李箱の日本語詩

    第9章 李箱の京城
    1 異常なる李箱
    2 “京城っ子”李箱
    3 建築家・李箱
    4 飛び越える李箱
    5 疾走する李箱

    第10章 列島に住む朝鮮
    1 プロレタリア文学のなかの朝鮮と台湾
    2 カップとコップ
    3 中西伊之助の台湾巡行
    4 「内地人向け」の文学
    5 さすらう魂・鄭然圭

    第11章 満洲国の朝鮮人──三つの祖国
    1 今村栄治の場合
    2 北の流星群
    3 懐かしき間島
    4 金学鉄の場合

    第12章 『朝鮮文学』の五人の日本人と一人の在日朝鮮人
    1 “創刊のことば”
    2 前史と終刊号
    3 『朝鮮文学』の遺したもの

    第13章 長璋吉のいる風景
    1 風の来る道
    2 サーラム国のサーラムたち
    3 パラムの行方

    第14章 「親日文学」の再審
    1 出発点としての『親日文学論』
    2 「親日文学」の否定面と肯定面
    3 二十一世紀の「親日派」批判
    4 「親日」と「抗日」

    第15章 “北”の同級生──後藤明生と李浩哲
    1 二人の中学生
    2 “夢かたり”の方法
    3 二人の“コロンの子”
    4 “分断の時代”と文学

    終章 「私」の中に生きる他者
    1 「私」と「他者」
    2 重ねられる「私」

    引用・参考文献
    あとがき
    初出一覧
    索引
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。