目次
フォルモサ・イデオロギー 台湾ナショナリズムの勃興1895−1945
- 呉叡人(原作)/ 梅森直之(訳)/ 山本和行(訳)
- 第一章 植民地台湾とナショナリズムの諸理論
- 第一節 台湾ナショナリズムという問い
- 第二節 文献の検討
- 第三節 本書の主張
- 第四節 本書の構成と方法論
- 第二章 差別的包摂
- 第一節 はじめに
- 第二節 大日本帝国再考
- 第三節 差別的包摂−周縁における日本の植民地的国民形成
- 第四節 小結
- 第三章 ナショナルになってゆく
- 第一節 はじめに−国家に反逆するネーション
- 第二節 割譲−分かたれた想像の出発点
- 第三節 「台湾は台湾人の台湾ならざるべからず」−同化主義と自治主義の相克
- 第四節 ネーションとは何か?−左右の対立
- 第五節 小結−武装解除された預言者?
- 第四章 ネーションになる
- 第一節 はじめに
- 第二節 文化の誕生−一九一九−一九二一
- 第三節 文化の崩壊−一九二三−一九二九
- 第四節 文化の再生−一九三〇−一九三七
- 第五節 小結−断ち切られた想像
- 第五章 東洋的植民地主義下のナショナリズム
- 第一節 台湾と植民地ナショナリズムの〈アンダーソン=チャタジー・テーゼ〉
- 第二節 沖縄および朝鮮によるテーゼの検証
- 第三節 結語−近代性、そして主体形成の二つの論理
- 補論
- 国民国家の拡張と初期の帝国形成−イングランドのケルト辺境併合、アメリカの大陸的拡張、日本の北東アジア辺境包摂の予備的比較
- 消滅の記念碑?−植民地時代後期における台湾ナショナリズムの悲哀に満ちた変容(一九三七−一九四五)
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