目次
イギリス時々ヨーロッパ一時日本 演劇と映画
- 狩野良規(著)
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はじめに
◆第1章 イギリス演劇
1 行間の重みはどこから来るのか――『深く青い海』
2 二本立てにあらず――『人と超人』
3 二十一世紀のブレヒト劇――『三文オペラ』
4 役者で魅せる芝居――『エレクトラ』
5 シラー劇、現代風――『メアリー・ステュアート』
6 フリンジの発掘した芝居――『夏と煙』
7 最近の古典劇上演――『夜への長い旅路』
◆第2章 イギリス映画・テレビ
1 イギリス流の国王物語とは――『英国王のスピーチ』
2 教育は何のため――『ヒストリーボーイズ』
3 小説もTVドラマも超一流――『高慢と偏見』
4 シャーロック・ホームズを抜いた人気作――「主任警部モース」シリーズ
5 これぞ女の生きる道――「第一容疑者」シリーズ
6 残酷演劇の映像化――『マラー/サド』
7 シェイクスピアをひっくり返すと――『シーザーとクレオパトラ』
8 アナザーストーリー――『もうひとりのシェイクスピア』
9 イギリスの空のような歴史劇――『ウルフ・ホール』
◆第3章 シェイクスピア
1 映画を見てから芝居を聴くと――『夏の夜の夢』
2 正統派の痛快娯楽劇画――『リチャード三世』
3 多彩なキャラと名場面の数々――『ヘンリー四世』
4 旬の芝居だ――『お気に召すまま』
5 シェイクスピア劇の現代化とは――『ジュリアス・シーザー』
6 女優が演じる国王――『リチャード二世』
7 人力のシェイクスピア喜劇――『十二夜』
8 ハイテクの時代のシェイクスピア劇――『テンペスト』
9 黒人のデンマーク王子――『ハムレット』
◆第4章 ケン・ローチと想田和弘
1 バスの運転手が見たニカラグア内戦――『カルラの歌』
2 アメリカの正義――『ブレッド&ローズ』
3 イギリスの国内事情――『エリックを探して』
4 底辺の若者にチャンスを――『天使の分け前』
5 眼前の緊急課題――『わたしは、ダニエル・ブレイク』
6 本気で怒っている――『家族を想うとき』
7 民主主義の舞台裏――『選挙』
8 二十一世紀の日本の情景――『港町』
9 アメリカをあぶり出す――『ザ・ビッグハウス』
◆第5章 ヨーロッパ演劇
1 ロシアのシラー劇――『たくらみと恋』
2 正統派のチェーホフ劇――『かもめ』
3 アンニュイなチェーホフ映画――『ワーニャ伯父さん』
4 異文化を作品化する――『マハーバーラタ』
5 これぞリアリズム演劇――『桜の園』
6 リアリズムを越えて――『桜の園』
7 古典の豊かさ――『二人の主人を一度に持つと』
8 レーゼドラマ――『ファウスト』
◆第6章 ヨーロッパ映画
1 なぜ難解なのか――『去年マリエンバートで』
2 フランス人のマンタリテ――『冬物語』
3 小説と映画の間――『変身』
4 落日のヨーロッパ文明――『永遠の語らい』
5 謎解きのない推理映画――『白いリボン』
6 どうしても作りたかった映画――『カティンの森』
7 ギリシャ現代史の亡霊――『狩人』
8 映像も演技もリアリズム――『ペレ』
9 母と娘――『秋のソナタ』
10 二つの世界――『ファニーとアレクサンデル』
◆第7章 ナショナル・シアター・ライブ
0 スクリーンでロンドンの演劇を
1 見てきたような噓――『ザ・オーディエンス』
2 下支えの気骨――『スカイライト』
3 ことばはどこまで現実に根差しているか――『誰もいない国』
4 笑劇の衝撃――『一人の男と二人の主人』
5 ベストシートの芝居って何だ――『アマデウス』
6 英国の何が万歳なのか?――『英国万歳!』
7 騙されちゃいけない、猛毒あり――『アレルヤ!』
8 アメリカの夢の果て――『リーマン・トリロジー』
9 移民たちとの邂逅――『スモール・アイランド』
注
おわりに
ナショナル・シアター・ライブ・イン・ジャパン、10年間のラインナップ
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