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あらすじ
「D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~」
第24話:「誓い」
宿題の合宿で最初に感じた違和感……それは美春、環たちの言動にあった。その違和感は純一やさくらだけでなく、音夢や杉並といった面々まで感じ始めていた。やがて違和感は大きな不安となり、純一と音夢を包みはじめる。その時さくらは落ちてきた一枚の桜の花びらに気付き、桜の木を見上げ、すでに開いた幾つかの桜の花と無数の蕾を見つけるのだった。そしてさくらはアイシアの行っていた行動を思い出す――。
第25話:「ダ・カーポ」
アイシアの願った世界はみんなが平等に幸せになること。その願いに応えるように、枯れた桜はもう一度叶えた――。桜の花は満開になり、初音島の風景は一変したのだ。誰もが純一に、まるで恋をしているようなリアクションを見せはじめる。みんなが幸せになるための世界とは、それは2年前の音夢と純一が結ばれる以前の状態にそっくりだったのだ。その様子にアイシアはとても満足していたのだが……。
第26話:「幸せの鐘」
アイシアは望んだ平等な幸せのある世界とは、音夢が妹であった、みんなが平等に純一を好きでいられた頃とほぼ同じだった。その光景を見てうれしく思うアイシア……だが、純一は音夢が好きで音夢は純一が好きなことに変わりはなく、かつてと同じく兄妹の絆が強すぎるゆえに一歩を踏み出せない苦痛を、ふたりはまた生むことになってしまう。アイシアはそれに気付き、元の世界に戻そうとする。そして――。
「D.C.~ダ・カーポ~」
第24話 「記憶の扉」
美春が倒れた。その知らせを受けた純一は、病院へ駆け込む。そこにいたのは、ロボットと本物のふたりの美春だった。快方へと順調に向かう本物の美春と裏腹に、ロボットの美春の「命」は尽きかけていた。あるはずのない「思い出」探しが、美春を苦しめていたのだった……。
第25話 「壊れゆく心」
桜が枯れて、全ての魔法が解けた。にも関わらず、音夢の病気が再発してしまう。音夢の唇から溢れだす、桜の花びら。それを発見したさくらは、枯らしたはずの桜の木を確かめにいく。しかし、そこでさくらが見たものは。狂ったように咲き誇る、満開の桜の木だった。
第26話 「最終回」
音夢の記憶が失われていく。純一のことを忘れないために、音夢は一番大切な思い出が残っている桜の林へと走った。一方、そんな音夢を追う純一は、桜の木を必死で枯れさせようとしているさくらに出会う。枯れない桜の下で、3人の想いに訪れる結末は……。
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