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クレジット
あらすじ
第1次世界大戦のさなか、周囲の状況に関心を持てず、恋愛ゲームにうつつを抜かす人びとを描く「第2の処女作」
第1次世界大戦のさなかのイギリス。ショトヴァー船長は、娘ヘシオナとその夫ヘクターとともに、ダイナマイトを売りながら暮らしている。ある日、ヘシオネの友人エリーとその父マッツィーニ、年老いた金持ちでエリーの婚約者マンガン・ボス、さらに船長のもう一人の娘アリアドネが招かれて集まる。船の形をした奇妙な家の中で、男と女は誘惑し合いながら、徐々に本心をさらけだしていく。戦争のことなど知らないかのように、そんな恋愛ゲームを繰り広げる彼らに、やがて悲劇が訪れる。
現代ロシアを代表する映像作家アレクサンドル・ソクーロフの「第2の処女作」。監督は映画大学を卒業後、タルコフスキーの紹介でレンフィルムに入所したが、そこで満を持して挑んだ初めての長篇劇映画が、この『痛ましき無関心』だ。世紀末イギリスを代表する戯曲家ジョージ・バーナード・ショウの『傷心の家』を原作として、心が壊されていく現代社会に生きる人間の姿を描いている。記録映画の挿入をはじめ、ほかのソクーロフ作品に使われているさまざまな手法が盛り込まれているのも興味深い。1983年に完成したものの一般公開は棚上げされ、ソ連でペレストロイカ(建て直し)が進む中で初公開された。
【スタッフ&キャスト】
原作:ジョージ・バーナード・ショウ『傷心の家』 脚本:ユーリー・アラーボフ 監督:アレクサンドル・ソクーロフ 撮影監督:セルゲイ・ユリズジツキー 音声:ウラジーミル・ペルソフ 美術監督:エレーナ・アムシンスカヤ 出演:ラマズ・チヒクヴァゼ、アーラ・オシペンコ、タチヤーナ・エゴーロワ、ドミトリー・ブリャンツェフ、ウラジーミル・ザマンスキー、ヴィクトリヤ・アミトワ
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