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ハイテンション、その表現が似合いすぎ、しっくり来すぎる少年漫画
日常コメディのようで、ホームコメディのようで、ラブコメなようで、サイココメディのようで、ジャンルが一定しない
けれど、いずれにしてもアブノーマル
これまで、私はヤンデレがどういうものか、よく理解できていなかったのだが、この漫画を読んで、「あ、こんな愛し方しか出来ない、しない人たちを指す表現なのか」と理解できた
タイトルから察せる通り、メインは姉弟なのだが、どちらも人格に難がある。しかも、お決まりの「類は友を呼ぶ」現象が起こり、個性が破綻した人間ばかりが集まり、混沌がますます極まっていく
女子陣が上物揃いなのでエロい描写がよく出て来るのだが、内容が内容なので嬉しさが怖さを大きく上回れない点も、また斬新
ダークファンタジーな一面や、迫力のあるアクションシーンを挟み込む事で、読み手の興味を惹きつける、両先生の腕力も見事
未読の読み手の方は、一先ず、きりの良い所まで収録されている3巻まで大人買いして、一気読むすることをお勧めする
個人的に好きなキャラは、怪しい男性生徒こと、たかっちゃん
今後、読んでみたい展開は当然、たかっちゃんを正妻のあーちゃんと、R18G、カニバリズムに愛が歪み出している白燐会長が奪い合う、これである