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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.4

評価内訳

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2015/06/27 23:12

投稿元:ブクログ

巨人ファンならず、野球ファンにスーパーサブ・内野のユーティリティプレイヤーとして認知された古城茂幸。

ファイターズ時代の田中幸雄、片岡篤史、奈良原浩、小笠原道大、ジャイアンツ時代の桃井球団社長、原監督、高橋由伸、阿部慎之助、實松一成、亀井義行、松本哲也といった面々の独占インタビューで古城に迫っている。

原監督「ベテランの経験値はあるけど、若手と同じような気持ちで接することができる。話しかけて気分が良くなる選手」
高橋「意外な場面で打っていた」
亀井「守りでチームを助けた人」

逆に、古城が巨人・日ハムの選手に迫ってもいる。
高橋を評して、「努力の天才」「由伸は寝癖とかつかない」「人のパンツにホットクリームを塗るのが得意技」
坂本を評して、「守備範囲が広い。エラーが多いのは人が取れないボールも取りにいくから」

阿部と村田がロッカールームで話をしていた「ボール1,2個分引きつけてから身体を回したほうがいい」という会話を振り返り、
「コイツら、次元が違うと思った」といった本音を漏らすなど、実に興味深い話が出てくる。

正直でひたむき、時に天然で(?)まっすぐな姿がプロ野球選手である前に、人間として愛されたのだなぁ、と感じずにはいられなかった。

プロ野球選手の人となりやベンチや普段の生活の声が聞こえてくるようなこの本は、プロ野球ファン誰しもが満足できるだろう。

大ポカもすれば、意外性なあるバッティングで大事な場面で打つ、記録より記憶に残る古城。人間的魅力に溢れたハートフルな本であった。

2015/08/02 09:06

投稿元:ブクログ

レギュラーではなかったけど、ユーティリティプレヤーとして16年間プロの世界で活躍した古城選手。

チームには、決してエースや4番といった花形選手だけで成り立っているのではなく、古城選手のようなチームの小さな穴を埋めてくれる選手も必要だと改めて感じた。

原監督、阿部選手、小笠原選手などのいろんな人とのエピソードから古城選手の人としての素晴らしさがよく分かった。

失敗しても決して腐ることなく、前を向き続け自分のできることをやり続けた古城選手だからこそ、みんなから愛されレギュラーでないのに引退するときには胴上げまでしてもらえたんだと思った。

2014/10/06 13:50

投稿元:ブクログ

昨年まで巨人で現役だった古城茂幸さんの本です。

原監督の下、V9以来の黄金時代を迎えていると言っていい巨人の中で、内野ならどこでも守れるバイプレーヤーとして活躍した古城さんの人となりを、本人のインタビューを中心に、巨人時代のチームメイト・高橋由伸、阿部ら、日本ハム時代のチームメイト・奈良原コーチ、片岡さんら、両チームでチームメイトだった小笠原、實松、大学時代の同級生だった花巻東・佐々木監督、そしてご両親といった周辺の方々のインタビューを交えながら、自身も大学時代に古城さんとチームメイトだった筆者が表現した本となっています。

この本を通じて、改めて今の巨人、東京時代の日本ハムのチームカラーを窺い知る事ができ、非常に興味深かったです。

今の巨人の強さは、阿部や長野、坂本といったドラフト1位組や村田や杉内といったFA組が主力として活躍していることももちろんですが、谷や大道さん、木村拓也さん、そしてこの古城さんといったベテランがしっかり脇を固めて機能していることが大きいのではと思っていた自分にとって、その考えはやはり正しかったのかなと思いました。

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