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クルスク大戦車戦 独ソ機甲部隊の史上最大の激突(光人社NF文庫)

クルスク大戦車戦 独ソ機甲部隊の史上最大の激突 みんなのレビュー

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2015/07/11 13:41

投稿元:ブクログ

内容のほとんどが資料的なものなので、アクション小説的な部分はちょっとだけです。
読む人を選ぶ本でしたね。研究者とかヲの人とか向けだったかも。
地図と文章に出てくる地名の対応がもう少しわかりやすかったらなぁと思いました。例えば、文章で出てくる重要な地名については地図でもフォントを変えるとかね。
ま、これもそっち方面の人たちにとっては、明示するまでもなく、地図上でよくわかることなのかもしれませんけど。

2014/08/19 18:07

投稿元:ブクログ

第二次世界大戦中のソ連において、独ソ両軍がロシア南西部のクルスクで激突した戦車戦について書かれた戦記(2014/07/31発行)。

本書は、パウル・カレルの著書「焦土作戦」やソ連の公刊戦史などで伝えられた「クルスクの戦い」の史観を持っている方をターゲットとした本で、主にデヴィッド・M・グランツとジョナサン M・ハウスの「The Battle Kursk」や、その他、グランツが20世紀末前後に発表した独ソ戦に関する研究書を元に書かれています。 このためある程度、事実の更新がされていますが、最新のモノでは在りません。

例えば、パウル・カレルの著書「焦土作戦」で書かれているクルスクの戦いは、戦後アメリカ軍の要求に応じ記述された元ドイツ陸軍参謀総長クルト・ツァイツラー上級大将の回想がソースであり、OKHや南方軍集団の戦場日誌と云った一次資料からクルスク挟撃作戦「ツィタデレル」の案は南方軍集団司令官マンシュタイン元帥が出し、当時の陸軍参謀総長ツァイツラー大将が強く支持、ヒトラーを説得して実行させたというローマン・テッペルの研究には触れられていません。 かと云って、別の新事実の紹介や新解釈の提示がされているわけでも在りません。 この他マイナス点として、図が読みずらい上(おそらく著者は2色印刷で図を作成していないため、独ソ両軍の識別が判りずらくなっています)、ドイツの戦車連隊を装甲連隊と記述していたり、”第503重戦車大隊第1大隊”と云った訳の判らない部隊が記述されていたり、おかしな所も見受けられます。

とは云え、致命的な程ひどい内容の本と云うわけでは在りません。 只、それなりに注意が必要な感じはします。 上記の通り、図が読みずらかったり疑問を感じる記述箇所が在りますので、ある程度、戦史もしくは近代西洋史の知識がある方でないと、誤解を招く読みずらい本ではないかと思いました。

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