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2016/01/08 11:46

投稿元:ブクログ

国民国家論によって、それまでの歴史的意義を〈奪われた〉激化事件の新たな位置づけを目指す論文集。新たな…といっても、国民国家論の誤りを指摘しあくまで民権のために戦ったとする旧来的な視覚の論考もあり、一様に「新たな」といっていいかは留保が必要である。

激化事件を、新たな社会秩序構築の言論的・暴力的抗争と位置づけ、それぞれの事件の詳細の解明を試みる。一方で、激化事件の顕彰運動についてメタ的視点での分析を行う論考も含まれている。民権運動は国民国家論によって、運動自身の見直しはもちろん、分析視覚をも見直しを迫られるという「二重の拘束」を受けている。ゆえにこれを打破するのはなかなか容易なことではない。本書も、前述したように「旧来的な視覚」の論考も含まれていて、それが必ずしもうまくいっているとはいいがたいところがある。

今後の民権運動研究に必要なのは、現代や民主主義の源流を探る視角を改めて持ち込むのではなく、明治維新前後からの近代日本形成過程の一部として運動を位置づけることだと思う。むろんそれは近世民衆史の延長線上に激化事件を位置づける、という話ではない。安丸良夫が試み、本書でも高島が触れてているように「公議」「公論」世界の形成と民権運動の関係、そこから近代政治社会の形成という分析視覚が必要なのではないかということである。

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