紙の本
「D・O・A」:どーなの?
2015/02/07 13:33
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投稿者:ヂャリや - この投稿者のレビュー一覧を見る
それ相応のお金を預かって、投資する場合、それなりの理由がいるようである。
あるいは、自分の金を投資する場合は、自分に(たとえ無理やりにでも)納得感が必要である。
そんな心理を知ってかどうかは不明だが、いろいろな三文字が、それふうな雰囲気をかもしだそうとしてでてくる。
PER、PBR、EPSにROA、枚挙に暇はあるものの、その時々で目先を変えてくる。
もっとも、原価20円の紙切れを1万円と信じて流通させている共同幻想社会には
それふうのものも、まかり通るのかもしれない。
こねくり回して、こねくりたおして、なんやかやと誘い込もうとするさまは、
真の価値が、本当はないことを、包み隠して、幻想の作りあげているようにも感じる。
もっとも、それで勝てるなら、どーして本にしているのだろう?
という単純な問いかけで、その幻想は一瞬にして消え去るのだが。
おっと、著者は証券会社側。
買わせる理由をたくさん考えなければならない、なんちゃらテジストだ。
どうして、売らせる理由が無いのかはさておき、目をハーフシャットさせて読み進めるべきだった。
ところで、ROEを重視したJPX日経インデックス400。
指数自体は計算上の値であることを忘れてはいけない。
指数に採用されたからといって、個々の銘柄が買われるわけではない。
指数に連動を目指す投信も、連動を目指せばいいのであって、指数と同じ割合を買い入れるわけではない。
コンプライアンスを別にすれば、全く買い入れず、連動を目差していることにすれば事はすむ。
その証拠に指数と同額の投資信託はないではないか。
ご用心、ご用心。
そういえば最近、DOEなるものも注目され始めてきた。
中身は株主資本配当率ということだが、それって、どーなの? である。
いやはやなんとも、である。☆2つ
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投資の基準は、人それぞれですが、この書籍のテーマのROEは今まであまり重要視されない一つ。ただ、投資の世界で勝つには、人と同じことをしていてはダメと言う事実も。
これからの投資判断の一つとして、これを取り入れる価値があると著者は述べているが、他社と違う観点から見れば有効性があるかもしれない。その点から、読んでみても良いかもしれない一冊。
ただ、投資をしていない人には全く興味がわかない内容であるかと思うので、その点は注意が必要と感じる。投資初心者の方には、理解し難いと感じます。
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非常にわかりやすくROE=自己資本利益率を説明。
今後の株式投資の指針となる。
あわせてこの指針を使ったJPX400の説明。
ガイドブックとしても読みやすい。
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マネックスお客様感謝Day(2015/01/24Sat)会場にて購入。
購入後、著者にサインをしていただきました。
今年の大きなテーマとされる「ROE」を最近の流れに沿った形で(単に投資用語としてのROEではなく)理解するには適した一冊だと思います。
今、ホットな「ROE」を、今の投資に活かす(出版社の意向に沿えば「勝つ」)ためには読んで置いて損はない一冊だと思いました。
付箋はたくさんつきまして、今回は25枚でした。
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ROEについて述べた書籍では、著者も冒頭で述べているとおり1番であると思う。
JPX400の銘柄入れ替え銘柄を、自分で生データに触れながら見ていけるくらいになれば、利益率も上がるんでしょうけど、なかなか時間が取れませんからね。
「必勝法」とか「秘法」などという言葉を使わない、心得を5つほど書かれているのには、好感が持てます。
大川翔君。私は知りませんでした。
彼の座右の銘が「青年は決して安全な株を買ってはならない」。リスクを取って、挑戦するという意味だそうです。
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ROEを利用した株式投資の方法について。
もちろん、ROEが高ければ◯で低ければ×などという単純なことではない。
しかし、うまくROEを利用するとよい流れが今は来ているという論調。
2014年11月に出ていて、ちょうど最近ROEに注目するようなニュースが流れまくっていたから、すぐ買って実行したら完璧だったのかもしれない。
また、日経平均ではなく、JPX日経400の銘柄を中心に選ぶことを進めている。
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株式投資を再開したことだし、読んでみた。
これからの投資はROE(自己資本利益率)に注目するのがいいらしい。その理由の一つが、JPX日経インデックス400というROEに重きを置いた株価指数ができたため。初めてしたけど、この指標はちょっと気になる。
なお、ROEに注目とはいっても、現在のところ、高ROE銘柄は株価が下がっていく傾向にあるらしい。ただし、今後は高ROE銘柄を買うのがいいのではないかとのこと。いやでも、日本企業がROEを重視するようになってくるなら、なおさら低いとこのほうが株価があがるような気もする……。まあでも、PBRが低くてROEが高いという銘柄は確かにこれからあがりそうな気はする。
こういう指標をみたうえで、今後は投資していきたいと思う。
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"過去の実績ROEの高さは株価に織り込み済み
予想ROEが今後改善しそうな銘柄を探す
バリエーション指標と組み合わせて、高ROEがまだ株価に織り込まれねいない銘柄に投資
高いROEを維持できる企業を選ぶ。その際のポイントは、
自己資本比率が高いこと
売上高が伸びていること
本業のマージン(営業利益率)が高いこと"
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2014年秋の刊行で、少々古いですが、今読んでも十分、旬の内容です。
当時より、ますますROEが投資判断に重視されるようになりました。
ROEについて、深く理解したい個人投資家さんにお勧めです!
「タイトルは編集者さんがつけた」と本文にある通り、内容は「勝てる」ROE投資術ではないです。そもそも、自分であーでもない、こーでもない、と銘柄を見て、チャートを見て投資するのが本来。
その際の参考書として、秀逸です。
広木さんのマネックスのレポートや、テレビでのコメントはとても面白く、分かりやすいです。
本書は、構成は基本中の基本、オーソドックスな内容で、ポイントをしっかり押さえていて、これ1冊をしっかり読みこなせば、投資スキルが引きあがること間違いなし! だと思います。
途中、クスッと笑える記述が散りばめられている点が、広木さんらしいです。
個人投資家さんに、お勧めの1冊です。