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紙の本

原作のゲームっぽさを残したと思われるノベライズ作品

2015/08/28 20:47

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投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

美少女ゲームのノベライズを標榜してジュブナイルポルノ寄りの「ぷちぱら文庫」を展開している『パラダイム』が新たに官能小説寄りのシリーズとして創刊した「オトナ文庫」の第4弾作品。まず感じたのは挿絵の多さである。原作ゲームからの流用と思われるが、大小様々な挿絵としてふんだんに盛り込まれており、カラーのミニポスター(?)まで付いていたことにはちょっと驚いた。

なお、瑣末な余談ではあるが、背表紙のタイトルには「嫁さんなら」の後に句点があるのに表紙や中に書かれているタイトルには無い。

官能小説としてノベライズするために登場人物が大人主体のゲームを題材とするのであろうか。本作では2人の兄嫁がヒロインであり、その夫である医者に教師という心優しくも真面目な、つまりはお人好しな2人の兄、そして大学に進学したばかりの弟(主人公)が揃って同居しているのはやや不自然ではあるものの、原作ゲームでダブルヒロインでもシチュエーションを限定する(背景の絵を減らす)ための手法なのか、官能小説ではあまり見られない設定かもしれない。序盤でホテルの一室があって以降の官能場面は自宅ばかりである。

そして、文章は主人公の独白オンリーで綴られていく。2人の兄と兄嫁はあくまで対象であって、全てにおいて主人公の感じたことや思惑が主体となって話が進む。なるほど、これがゲームのノベライズかと思った次第だが、時に結果ありきで過程が描かれているような、あるいは全てが主人公の手の内にあるような、そんなチートな印象もあった。というか、むしろ全てお見通しとばかりに大上段から常に見下ろしているような主人公の独白や言動、そして態度が鼻につく。原作がそういうゲームなのであろうと推測するが、全編に渡って読み続けるにはそうしたタイプの主人公への寛容も求められよう。

完全無欠な円満夫婦に見えて実は欲求不満を抱えていた兄嫁と、ちょっとした油断から巻き込まれた兄嫁。出だしこそ若干の違いはあれど後の流れはほぼ同様に不貞を主人公に突かれて渋々応じているうちに夫では得られない愉悦と快感を意識させられて次第に堕ちていく、そんな淫さは充分にある。交互に描かれてから最後は2人揃って責められるエスカレートもしっかり。ただ、回数を重ねる度に態度が変化していき、最後は牝に成り果てて浅ましくおねだりしてしまうまでの堕ち様にフォーカスした展開なため、物語としての起伏や意外性という点では少々の物足りなさも感じたと言わねばなるまい。

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