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【収録作品】第一部 テロリストの憂鬱 「貧者の軍隊」…『心臓と左手 座間味くんの推理』/「檸檬」…『攪乱者』/「セミの声」…『見えない敵』/第二部 パラレルワールドへの招待 「人柱はミイラと出会う」…同名/「白衣の意匠」…『温かな手』/「ハンギング・ゲーム」…『この国。』/第三部 酒と肴と謎解きと 「Rのつく月には気をつけよう」…同名/「金の携帯 銀の携帯」…『賢者の贈り物』/「地雷原突破」…『顔のない敵』
どれも面白く読んだものばかりで、第一話を読んで再読したくなった。入門書として適切。
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連作短編の第一話を集めただけあって、掴み感のいい一冊だと思う。物語としては面白く読めたが、残念なことに以降のシリーズを読みたいと思う作品が無かった。
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なんほど、第一話か。
ほぼ既読だったので、懐かしい気分で読むことができた。石持氏の魅力を他人に勧める時にいいかも。一度試してみよう。
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(収録作品)第1部 テロリストの憂鬱(貧者の軍隊/檸檬/セミの声)/第2部 パラレルワールドへの招待(人柱はミイラと出会う/白衣の意匠/ハンギング・ゲーム)/第3部 酒と肴と謎解きと(Rのつく月には気をつけよう/金の携帯 銀の携帯/地雷原突破)
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石持浅見の連作短編集の第1話ばかりを集めた短編集。短編だからかそれぞれの登場人物も少ないし、解決のパターンが似ているので犯人や方法が比較的すぐわかってしまい、ミステリとしての深みはあまりない。が、発想が面白く、ちょこっとファンタジーが混じっている。
ハンギング・ゲームは死刑執行者番匠と反政府組織幹部の頭脳ゲームが面白かった。
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こういう企画ができること自体が石持さんの凄さを表していますね。連作短編の一話目だけをずらっと読ませてもらえるって、本当に贅沢!そして自分で驚いたのがたくさんの石持作品を読んでるつもりだったのに既読の短編の方が断然少ないこと。どれも続きが読みたくなるものばかりですからまだまだ楽しい作品にたくさん出会えそうで楽しみです。インパクトが強かったのは「この国。」の第一話。すぐにでも読みたいのが毎回違う酒と肴で華を添える「Rのつく月には気をつけよう」。人外探偵の「温かな手」も絶対読みます。
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石持浅海氏の魅力が詰まった一冊。
彼の短編集から9話をセレクトしたコレクション。
石持ファンとしては、嬉しいですね。
・第一部 テロリストの憂鬱
・第二部 パラレルワールドへの招待
・第三部 酒と肴と謎解きと
それぞれに3話が入っています。
テイストは各々異なりますが、石持さん特有のロジックあふれる読み応えが満載です。
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続きが読みたくなる話もあります。
働きながら、バリエーション豊かな作品を多く作っていることに脱帽。
少し物足りない感じ。
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タイトルに偽りのない「第一話」。
何時も本を選ぶ時迷う私には入門書?(石持浅海編)と称したらいいか。
作者の多岐にわたるシリーズの其々の最初の話を収めた1冊。
他にもシリーズは沢山ありますが先ずは此処から始めませんか的な作品。
同じ作家でもシリーズによって好き嫌いがあると思うので。
個人的には大学生時代の友人と酒の席で謎を推理するさまは、なかなか楽しい場面でもあり酒ないし肴が旨そうにつきます。
これ以上触れるとネタバレになるおそれがあるので。読んだ方だけ頷きで。
必ずしも死体が転がりません。
必ずしも専門機関が真相究明しません。
必ずしも善意の人が探偵(主役)ではありません。
テロリストから一般人・警察等様々なキャラクターが時に被害者だったり加害者だったり探偵だったり。
ミステリー=謎(問題・解)
ミステリー≒殺人(死体)