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12ヶ国語を操る著者の言語遍歴と学習方法。特別なことというよりも、意欲とポイントを上手に使っているのがわかります。習い始めた理由も楽しみで親しみやすい。外国語を勉強する上での日本人の欠点も指摘しているので、参考になります。
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最近語学習得系の本をあれこれ読んでいますが、
共通するのは
・英英辞典を活用する
・外国語で独り言を言ってみる
・日記をつけてみる
などなどだと思います。
どれもあまりやれていないことなので、少しずつやってみようと思います。
ジュニア新書なので、中高生向けの本ですが、
運動部やバイトは時間がもったいないので控えよ、といってるのがちょっとユニークですね。
時間がもったいないからその分語学を学ぶようなことをすべき、というのがピーターさんの意見。
運動部であれバイトであれ、目的意識があれば十分有意義ではないかな、とは思います。
とはいえ、自分は運動嫌いな文化部な子でバイトも学校で禁止されていたので、
当時こういう本を読んでいたらちょっと救われる思いをしたかもしれません;-p
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これも、天神文庫からいただきました。
なんで自分でお金出した本はすぐ読まないのに、ただでもらったのはすぐ読むんでしょう。
そこには前所有者との対話を求める自分がいるのでしょうか。
いや、単にタダだと申し訳なくて読むのでしょう。
書かれてることはよく言われていることですが、流石に12カ国語を話せる人が言うと説得力があります。
あと、やっぱ一番の近道はその言語に関係のある人に惚れることみたいですね。
戦略的に恋してみよう!
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○知らない単語はすぐ調べて単語帳に書く。最初に調べないと復習のチャンスを逃す。丸暗記しない。詩や諺などを覚える。
○独り言を言う。
○原書(最初は対訳本)を読む。探偵小説や戯曲は読みやすい。
○短期集中。
○英英辞典などその国の言葉で書かれている辞書を使う。
○翻訳しない。シチュエーションと外国語を直接つなぐ。
○達成しやすい目標をたてる。
☆バイトはしない、運動部には入らない等極端な意見もあったが、王道な外国語学習法が紹介されていた。「急がば回れ、但し、短期集中!」という感じ。
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(2005.07.16読了)(2002.10.17購入)
大道芸人で数学者という変わった人。ハンガリー生まれで、日本に住んでいる。12ヶ国語が話せるというからこれも凄い。ハンガリー語、英語、ドイツ語、スウェーデン語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ポーランド語、日本語、韓国・朝鮮語、中国語、インドネシア語。インドのヒンズー語にも挑戦したけどインドの数学者たちはみな英語ができたので、習得できなかったそうです。
●本を読むとき
「とにかく分からない単語は必ずすぐ調べることです。一回目にでてきたときに調べて、二回目、三回目には「嗚呼、あの単語だ」ともう一度意味を確認して読んでいく。それで四回も復習したら結構覚えてしまうものです。すぐ調べて、自分の単語帳に書いておくのです。」
●語学習得のコツ
「まず、短期間今勉強している言語に集中するということ。すべてのチャンスを用いてその国の人と話をすること。その言語で独り言を言うこと。その言語で書かれている本、とりわけ最初のうちは戯曲や探偵小説など、やさしく書かれている文章を読むこと。その際、分からない単語は必ず辞書を引いて、自分の単語帳に書くことを通して単語を覚えること。また、単語を丸暗記するのではなく、諺や詩などを覚えること。さらに、教科書は複数使うこと。なるべく早いうちから、英英辞典などその国の言語で書かれている辞書を使うこと。語学教室はいいクラスを積極的に選ぶこと。達成しやすい目標を立てること。ヨーロッパの言語を覚えるためのこつは、こんなところでしょうか。」
●オリジナリティー
「ヨーロッパ人が偉そうに、日本にはオリジナリティーがないというとき、僕は逆に、ヨーロッパ人に質問したいのです。フランス人が文字を発明したのですか、イギリス人が文字を作ったのですかと。そうではないでしょう。確かに最初に始めた人も凄いですが、後から工夫を加えて新しいやり方を見つけた人もまたすばらしいのです。文化の面でも同じように考えるべきなのです。」(ピーターさんは、すっかり日本人になったようです。)
●名前の呼ばれ方
自分の名前を英語で書くとき、名前・苗字にすべきか、苗字・名前の順がいいのか。
ハンガリーでも、苗字・名前だそうです。この問いに対するピーターのははの答えは、「大切なのは人間なのです。名前をどんな順番で言うか、どのように呼ばれるか、そんな事は二の次、人間だけが大切なのです。」だったそうです。(夫婦別姓を唱える人に聞かしてあげたい。)
●日本語の中の英語
「中国人のある友人が、英語を勉強している時に「日本語を勉強しておいてよかった」と言いました。これには少し皮肉も混じっています。」(日本語と思っていたのが実は英語だったという話です。外国映画の題名は、原題をカタカナ書きしただけのものがほとんどです。)
著者 ピーター・フランクル
1953年 ハンガリー生まれ
1971年 国際数学オリンピックで金メダル受賞
1977年 オトボス大学大学院修了
1979年 フランスに亡命
1988年から日本に在住
(「BOOK」データベースより)amazon
12か国語を操る数学者にして大道芸人��ご存じピーターが、前著につづいて今度は、外国語を習得する方法を徹底伝授。単語の記憶法、効率的な時間の使い方をはじめ、脳をフル回転して楽しく勉強するあらゆるコツを一挙公開。
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[ 内容 ]
12か国語を操る数学者にして大道芸人。
ご存じピーターが、前著につづいて今度は、外国語を習得する方法を徹底伝授。
単語の記憶法、効率的な時間の使い方をはじめ、脳をフル回転して楽しく勉強するあらゆるコツを一挙公開。
[ 目次 ]
1 ぼくの外国語遍歴
2 外国語を学ぶ目的とは
3 語学の才能って何?
4 ぼくの体験的記憶術
5 時間の有効活用法
6 やめてほしい日本人のまちがい
7 日本語を磨こう
8 国際人になるために
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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母語以外に11か国語を話す著者が書いた語学学習の体験記。
幼い頃知り合った年上女性や学生時代のガールフレンド、
人生を憂う女性教師など、常に女性に影響されて学習する著者。
ひとりごとを学習中の言葉で言ってみる、など、簡単に出来る学習法もいっぱい!
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ハンガリーでは名前が姓・名の順で、彼も本当はフランクル・ピーターらしい。でも彼が言うには、名前より中身が大事。この本、BOOKOFFで105円で買ったのだけどサイン入りだった。
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12ヶ国語が話せるという著者。どのように習得したか、きっかけはなんだろうと興味を持って読んだところ、やはりというかなんというか「不順な動機」(笑)。これに勝るものはないですね。
空いた時間にさらっと読めますが、大切なポイントはしっかりと書かれている、そんな印象です。著者が思考明晰なのがよくわかります。
語学を勉強されている方は読んでみるといいかも。
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なんだか説教されてるみたいな本だが、きっとこの人の集中度はすごいんだろうなあと思わせられる。併記された本を読むこと、まとめて覚えること、そして自分の意見を持つこと。なかなか耳が痛いところも多い。それにしても運動部に入るなって。すごい。
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岩波「ジュニア」新書と書いてありますが、ビジネスマンにも大変有用と思われ、語学を志すなら一読の価値ありです。
テレビなどでもおなじみの数学者ピーターフランクル氏の著書であり、同氏は12ヶ国語を操る数学者です。
全体を通して、独特な観点ややや極端と思われる主張もありますが、「日本」という国をより客観的に見る同氏ならではの視点であり、納得感があります。そしてなにより、語学を学ぶ上での基本姿勢(相手にとっても面白い話題を提供すること、積極性など)は大いに共感するところです。(一方で非常に難しい点でもあるのですが。)
amazonなどでも安く購入できるのでおすすめです。
・短期間集中してやる。
・単語帳をつくる。
・できる限り始めから英英辞典を使う。
・すべてのチャンスを用いてその国の人と話をすること。
・その言語で書かれている本、とりわけ最初のうちは戯曲や探偵小説を読むこと
・眠い時に勉強するのは自分にだますこと(著者の意見)
・メインの勉強は机に座って最低45分。
・「まちがいながら使い方を覚えていく」(間違って使ったことはその場でわかった方がいい。堂々と言う。)
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語学が好きな人には是非一読をオススメしたい一冊です。
外国語を学ぶ上でのポイントが所々に散りばめられています。
著者のピーター・フランクルさんは数学者でありながら、ハンガリー・英・ドイツ・スウェーデン・フランス・スペイン・ロシア・ポーランド・日本・朝鮮・中国の12の国の言葉を使いこなすハンガリー人の方です。
また、「国際」的な面において、日本人が抱きがちな固定観念についても言及されていて、ハッとさせられることが多かったです。
岩波ジュニア新書です。
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・どんなところでも外国語で考えることを意識する
・通勤通学でも、全て見えるものの説明
・常にの勉強と、1日45分でもいいので夜とかに集中勉強
・4つの力の何を鍛えるかの意識
・時間と機会を最大限有効活用する
・辞書
・中国語
・中国人は世界中に
・簡単なことを言う
・翻訳で考えない
・カタカナは厳禁
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【かける時間が短すぎる】
ピーターさんに比べたら語学にかける時間が短すぎると感じます。英語を習得しようと何度も試みていますが、基本的に語学が好きではないというのもあり、英語の勉強をせずに、英語の勉強法の本を読んだりしてしまいます。勉強法の本をいくら読んでも英語はできるようになりません。実際に勉強しないと身にはつきません。
いろいろな方の英語習得法を読んでいると、圧倒的に語学に触れている時間が多いことがわかります。今の状態では絶対量が少なすぎるのです。
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すごくおもしろかった。
日本人が書いた本よりも伝わりやすくって
おもしろくて
ピーターさんの考えかたに共感しました!!