投稿元:
レビューを見る
これはかなり変(?)な小説でした。
私にとって初の京極作品。
このように著名な作品をパロる事ができるのはさすが大御所京極先生!というイメージを受けました。
それもパロりかたが・・・デブ!?
これってかなり太った方を批判するのでは?と思ったところ、そんな事はないない。
あまりにもふざけすぎて・・・。
これは京極作品を批判してるのでなくていい意味で言っているのであしからず。
もとになる作品を読んだことがないとちょっと理解に苦しむところがありますが、これをきっかけに読んでみたいという気になります。
私が思わず笑ってしまったのは「パラサイト・デブ」。太ったミトコンドリア?
あと「すべてがデブになる」・・・ありえねぇーーーと思わず叫んでしまいたくなります。
そう思いながらもちょこちょことついつい最後まで読んでしまいました。
投稿元:
レビューを見る
元禄十五年十二月十四日深夜−。
地響きで目を覚ました宇兵衛は目撃する。
ちらちらと白いものが舞うなか、江戸の大通りを行進する男達を。
それらは皆、異様な出で立ちであった。
皆、裸形であった。
付けているものはマワシ、それだけ。
行司込み、四十八人の異形の群は歩調を合わせ、吉良邸を一路、目指していたのであった・・・。
【四十七人の力士】以下、【パラサイト・デブ】【すべてがデブになる】他、七作の連作短編集です。
あー・・・この本を表現する言葉はないです。
ええ、まったく。
読んで、笑って、また読んで。「なにぃ〜!?」とか言ったりして。
それしかないし。
パロディ本にしたって、一冊丸ごとのテーマは【肥満】或いは【デブ】はたまた【おすもうさん】だもの。
感想も何もあったもんじゃない。
結末は“ループ”だしぃ。
ただ、読んで笑う。その為だけの本かも知れない。
元ネタの厳格なるファンの方は、読まない方がいいと思うし。
知ってた方が面白いのは確実だけどねぇ。
文章の上手な人間が、ワザと無駄な文章を垂れ流しているという、困った本です。
その文章にまた笑っちゃうんだけどね。う〜む・・・。
無意味に笑いたい時、暇を潰したい時、鬱屈したものが溜まっている時にお薦めします。ええ
新書、文庫とありますが、ハードカバーのが一番お勧めですw
投稿元:
レビューを見る
アホすぎて、悩みとか疲れとか、「そんなんどーでもいいや!」という気持ちになってくる。ここまでやるか!?というぐらい、相撲取りネタ(笑)。チカラを抜きたいときにおススメ。
投稿元:
レビューを見る
えええええ!?…みたいな(笑)でも最後はちゃんと読者に「うわっ!」って言わせるあたり、作者の技量を感じる。
投稿元:
レビューを見る
パロディ小説。有名な小説を「でぶ」をテーマにパロディ。珍しくとても自由に楽しんで書いているなあ、という印象です。「すべてがデブになる」「脂鬼」など元ネタが分かるものも、また、そうでないものもとても面白く読みました。
投稿元:
レビューを見る
有名な小説本のパロディらしい。どの原作も読んだことないけど、きっと全然違うのだろう。テーマは「力士」「赤穂浪士」…と書くとなんだか結構内容のあるように思えるが、滅茶苦茶である。滅茶苦茶ながら、それぞれの短編が微妙に関連性があり、馬鹿らしくも作者の計算を感じさせる。
分厚いけどスラーっと軽く読める。何も真剣に考えたくない時にお勧めの一冊。
投稿元:
レビューを見る
これだけ他の作家の作品を惜しげも無く賞賛する、ベストセラー作家なんているんだろうか?
原作を読んでからこれを読むのも良し、また、これを読んだからには原作に手を伸ばさずにはいられない!
そしていつの間にか、大横綱・大石山蔵之助(だいせきざんくらのすけ)に恋してしまっている自分に気付く──と思って戴きたい。
投稿元:
レビューを見る
色々な本をネタにしたパロディ本。この人はホント何でも出来るなぁと感嘆しつつも笑いながら読ませて頂きました。
投稿元:
レビューを見る
この本のおかげでいろいろな人の作品を読むようになりました。
元ネタを全部読み終わったときは達成感が。
投稿元:
レビューを見る
図書館で京極さんの棚から適当に一番分厚いのを手に取ってみたんだけど・・・。
なんというか、くだらなすぎて、笑える(笑)
でも、読みきるのに、一苦労でした。。。
元ネタが気になるので、いつか全部チェックしてみようと思う。
2007.3。
投稿元:
レビューを見る
京極夏彦発、かなり笑いにがんばったパロディ。
特に力士に焦点をあててます。
いわゆる「デブ」ってのは笑いを呼びやすいですから、少し「笑い」というものを学術的に研究されたのかしら、と思ってい待った。
笑えるかどうかはあなた次第。
投稿元:
レビューを見る
○2007/01/18
初京極作品。…あれ、始まりを間違えたか(笑)分厚さとタイトルのインパクトに惹かれて手にとったものの、うん、次は素直にミステリを読もう。
表紙だけでなく各々の内容にも強烈な印象があって面白かったのは確か。元ネタ知らないからいつか読みたい…。
状況がきっちり把握できるのに時間がかかるものの、解明したときはきれいにスッキリできるところが楽しい。
でも、ずっとデブ続きっていうのも辛いかな…。
投稿元:
レビューを見る
有名な作品のパロディたちです。つながって一つの話になっているのでしょうが、元ネタを知っている方がおもしろいのかな。
あ、ギャグなんだと思います。
投稿元:
レビューを見る
新書版:どすこい(安)(集英社)
文庫版:どすこい。(集英社文庫)
見た目も厚いが中身も厚い。
夏に読むのは決してお勧めしません。
投稿元:
レビューを見る
四十七人の力士/パラサイト・デブ/すべてがデブになる/土俵(リング)・でぶせん/脂鬼/理油(意味不明)/ウロボロスの基礎代謝
パロディ
これを書店で買うときちょっと恥ずかしかった(笑