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星の王子さま オリジナル版 みんなのレビュー
- サン=テグジュペリ (作), 内藤 濯 (訳)
- 税込価格:1,100円(10pt)
- 出版社:岩波書店
- 発売日:2000/03/10
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紙の本
これは、童話ではない。
2003/03/08 15:33
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タニシ丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は子供の本が苦手だ。
子供の純真な心などとっくに忘れたすれっからしの醒めた大人だ。
高校生の頃、この本を初めて読んだ。
どこがいいのか、何がいいのかさっぱりわからなかった。
20代後半、何気なく読み返したとき、涙が出た。
またいつかきっと読み返したくなる。そう思って購入した。
醒めた大人に、疲れた大人におすすめしたい本です。
紙の本
1冊の奇跡
2001/05/29 05:40
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:春都 - この投稿者のレビュー一覧を見る
飛行機乗りの私は、ある日不時着した砂漠の真ん中で1人のきれいな坊ちゃんと出会う。彼は、とてもちっぽけな星から来たのだという。
いまさら僕があれこれ言うのもどうか、というほど有名な作品。だから、なにも言わない。言葉を費やせば費やすほど、この物語から受け取ったものが薄れてしまうような気がする。
もし、あらゆる人がその一生に1冊の本を書けるとしたら、いや1冊しか書けないとしたら、テグジュペリのそれは間違いなく『星の王子さま』だったのだろうと思った。「こども」であり続けるのは、とても難しいことですね。
なんてな。こんな気持ちになれるから、僕は本を読むのかもしれません。
紙の本
シンプルでいながら心に響く
2002/07/15 09:57
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者自身の手による素朴な水彩画と共に、「目には見えない大切なもの」を、シンプルな言葉で描き出した美しい寓話のようなもの。特に王子さまと薔薇との関係が有名ですが、個人的には知恵の象徴として登場するキツネが好きだったりします。読む度に違った印象を受けることもある、不思議な一冊。
紙の本
ロングセラー
2001/09/22 17:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
遠い宇宙をたった一人で旅してきて、そこで出会ったおじさんに無理矢理絵をかかせ、自分の旅行記を自慢げに話し、燃料不足が発覚したら、今度は家に帰れないと泣き出す少年。
純粋な子供の象徴。
大切なものは目に見えない、大人は計算ばっかりするから嫌いだ。
大人は計算するから、余計に真意が見えなくなっていってるのでしょうか? 年を経るにつれて、物事を真直ぐ見ることが怖くなっていっているような気がします。
内容は比較的シンプルなのですが、この作品は読む時々で感じ方が違います。