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『なんだかなぁ・・・』って思った。でも、自分が実際この人たちみたいな状況に置かれていたらどうするだろう・・・? でも、人間を操作して人間を作り出すことはいかがなものか・・・
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ミステリとしては???なのだが面白いかと言われれば!!!
サイエンスミステリ?微妙なところではあるが、現実にあるかも、と思わせるだけの説得力があった。
文体・エッセンス好み。
作者追っかけ予定。
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装丁が気に入り購入。
クローンと白血病で話は進んでいく。自分の立場だったらどうするだろうと考えながら読み進めた。
物語は後半に二転三転どころか、四転ぐらいする。後半は胸くそ悪い話が続き、読むのはつらくなる。倫理とタブーという言葉が何度も出てくるが、それが物語の鍵になっていた。
袴田が詩織に対してなんで事実を誇張して伝えるのか、その違和感が最後にぬぐえた。詩織にとっては真実を知っても知らなくても、よくない結末だった。
最後の千早と作間がくっついたことをにおわす一行はいらなかった。
最初のページの登場人物の一覧が地味に役立った。
↓以下ネタバレ(内容整理用)
川名努…千早と袴田伸治との子ども。
諸角透…弘海。千早と高本一久の子ども。袴田伸治の後輩。詩織に好意を持っている。何も知らない。
高本彰…一久の兄だが血はつながっていない。好色。
諸角初美…中山良子。諸角透の母親。
嘉島良介…時野流行。
沢松美奈代…高本一久と交通事故で死亡。袴田伸治を高校生の時に高本一久との間に授かる。
袴田伸治…安田奈央。五年前に弘海として千早と出会う。千早に好意を抱く。整形をしている。嘉島良介、岩上裕、諸角初美を殺害。詩織の彼氏。
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ラスト近くで真相が二転三転、全く予想していなかった方に転がっていった。本格派推理小説として楽しめた。ミステリーというかサスペンス要素のほうが強かったかな。帯に、クローン技術をモチーフに、とあったので科学ミステリーを期待していたが、実際は真相にはクローン技術や科学トリックが使われていなかったのが、若干残念。
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最近、お気に入りの作家なのでどんどん読んでます。前回は短編だったけど今回は長編。やっぱり長編の方が面白い。二転三転どころか四転五転するどんでん返しは読んでいる人の予想をどんどん裏切っていくので最後の最後まで読まないと本当の答えはわからない、というのがこの方の作品の特徴ですね。この作品も面白かったです、さて次だ。