投稿元:
レビューを見る
これ最近読んだ中で一番おもしろかったです。寺山修司さんはすごいですね。全部せつないです。悲しいお話です。
投稿元:
レビューを見る
恋人が、はずかしそうに小声でつぶやきました。
「世界の果てまで、ほほえんでいたいわ」
0618-0620
/////
「ジュリエット・ポエット」―寺山修司自らが名づけた、散文詩とも童話ともつかない不思議な作品の数々。人間が次々と鳥に変身してしまう『壜の中の鳥』、魔法の消しゴムで恋敵を次々と消していく『消しゴム』、10年後の姿を映し出す写真機を描いた『まぼろしのルミナ』…抒情と幻想がシュールに溶け合った、鮮やかな12篇を収録した、ジュリエット・ポエットの代表的作品集。
/////
すこし、ふしぎ。で、切ない。
『寺山修司少女詩集』と共に、一生を共にする本だと思います。
投稿元:
レビューを見る
少女詩集みたいな内容で、論文ぽくないところがすき
お気に入りの一冊
でもわたしが持っているのはハードカバーで装丁が水色で中央に絵画のあるものなの。
少女詩集も写真じゃないもので、そちらほうがお気に入り。
投稿元:
レビューを見る
160頁ちょっとで全12編の超短編集はポエミーなフレーバーが不思議少女好み。
意味があるようで無いようで無い、こういったちっちゃい話は女子は絶対好きだよねしょうがないよね、という訳かどうかは知りませんが巻末の解説は角田光代女史。
投稿元:
レビューを見る
人に勧めておいて「やっぱりもうちょっと、ちゃんと読もう」と
読んでみた(笑)寺山メルヘン短編集。
かわいらしいのだけど…。それだけじゃない
歪みや えげつなさ 奇怪な感じ。サーカスみたいだと思いました。
『思い出の注射します』と『海のリボン』が好き。
―「なみだは、この世で一番ちいさい海である」(『海のリボン』より)
投稿元:
レビューを見る
(実際に読んだのは1979年、新書館から発行されたもの)
詩を交えて綴られた幻想的な童話集。
どこまでも優しく、物悲しい語り口。
投稿元:
レビューを見る
この童話はちょっと変わっています。各短編の最初に詩が書いてあります。マザーグースのようでもあり、物語を暗示するようでもあります。例えば、「同じ鳥でも飛ばないとりはなあんだ?」というのとか。
寺山修司はこの短編童話+マザーグースのような散文詩を「ジュリエット・ポエット」と名付けていたそうです。なんだか納得してしまいますね。
ネタバレはこちら http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120403/1333423312