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タイトルが素敵な作品。
犯人は全く想像つかなかったです。
読み終えても夢でも見ていたかのようなぼんやりとした印象で。
最後の稲沢さんの性別には驚かされました
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初読
2013.08.24
再読。話の流れが劇的かつスピーディで一気に読んでしまった。カメラの前で行われる紅子の推理ショーが見どころ。随所に散りばめられた伏線の回収が見事でとても気持ちが良い。事件外で一番驚かされたのは稲沢さん。一本取られました。
憑依する女。自分がない人間の怖さ。「そう、また、人を殺したくなるかもしれません。どうしてかって? 決まっているじゃありませんか。虫が集まるのと同じ。そこが、明るいからですよ」
ただただ怖い。
2020.07.01
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Vシリーズ、4作目。
今回の舞台は東京にあるTV局。なので、林さんは出てこない。代わりに稲沢という探偵さんが新しいキャラとして加わる。事件の方はとりあえず置いといて、稲沢さんの正体(?)が最後にサラッと明かされ、そこが一番驚いた。
とりあえず事件の方はまたさておき、紅子、練無、紫子の三人にテレビ局や刑事さんたちが振り回されるところも楽しい。もちろん事件の密室トリックもナルホド~と納得はさせられるのだが、それより、文章の言い回しとかが洒落てて、そこが森作品の醍醐味かなぁと改めて思いマス。タイトルの付け方も良し。英語の方はすぐわかったけど、「夢で逢いましょう」というフレーズとも引っ掛けてたわけね。誰かのレビューを見て漸く気付きました。恐るべし、森博嗣。
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人は誰しも「あの人のようになりたい」「私があの人だったら」というような他人に対する羨望の思いを抱くことがあると思う。しかしながら、他人まるまるになろうとするのは中々難しい。自身が今まで歩んできた人生から人柄などはできるものだからだ。
このシリーズの登場人物は単純なようでいてどこか複雑で捉えどころがない気がする。いや人は誰しもそうなのかもしれないが。
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Vシリーズの4作目とあって段々と主人公達の性格や指向が把握できてきて物語に集中できるようになってきた。相変わらず保呂草は得体が知れないが...。しかし、TV収録中に謎解き演説なんて、紅子さんかっこよすぎ。最後に稲沢探偵にも騙されました。
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Vシリーズの4作目。
毎回いろんなタイプの真相、犯人を持ってくるなぁとこの作品でも思った。
犯人の自己陶酔に満ちた独白がちょいちょい入るのが、少しうっとおしいような展開。
でも、このシリーズの個人的なイラッとポイントとなる、林をめぐる祖父江と紅子の対立が出てこない点は、とても良かった。
心穏やかに物語を楽しめる。
新キャラの稲沢真澄は、今後も登場する機会があるのだろうか。
良いキャラなので、再登場してほしい。
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2016年9月6日読了。
事件のあれこれはイマイチだったけど、テレビに出るくだりは面白かった。
最後のひっくり返しは、「それ必要?」って感じです。
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女子大生のクイズ大会というシチュエーションが楽しい。人物の見た目、聞いた目による思い込みや勘違いが物事を混乱させる。いつもながらの会話も冴えて、最後は紅子さんの独壇場。
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タイトルが秀逸。夢・出逢い・魔性。夢で会いましょう。You May Die in My Show。しこちゃんとれんちゃんの会話に何回も笑った。特に「あがると豆腐」がツボ!
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これあれですね。「葉桜」と同じ。
文章のみだからできること。映像化はちょっと(なんとかできるかも)
登場人物の多さにこのトリックを気づけたのに。くやしい。