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杉浦論文では、レズビアンのライフストーリーをインタビューで構成する作業を、透明な記述者がってわけじゃ無論ないが、さりとて記述者の主観でもなく、社会の既存の知(異性愛社会の)に照らす作業なんだ、というようなことが書いてあって、うなってしまった。では、セクマイの記述者がヘテロセクシュアルの人にインタビューするときは、どういう既存の知によればよいのだろう。
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資料発掘、実験、観察、インタビューなどの報告集。
アーヴィング・ゴッフマンは参与観察を中心に報告している。
全体の後半にあるトランスクリプトで用いた記法の紹介が面白い。
(数字)沈黙の秒数。短い場合は()
(文字)聞き取りに確信がもてない部分
(。。。)聞き取れない
。文字。 小さな声
文字h文字h 笑いながら
.h.h 断続的な吸気音。無声音による笑い
[うん]うなづき
<文字>身体動作
?イントネーション
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フィールドワークを専門に行っている研究者が、自分のフィールドワークの経験を語ったものである。失敗、不足もあり、専門家が読む本であろう。佐藤郁哉の研究と方法の模索の過程が面白かった。