紙の本
こんなことにまで病名がついてしまうと、なんとなく安心しちゃうね
2001/05/30 03:18
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投稿者:菅野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ADD(注意欠陥障害)という心の病」と本書ではいうが、こんなことにまで病名がついてしまうと、なんとなく安心しちゃうね。何か失敗すると「あ、俺、病気だから(笑)」とか言えるというのは、精神的には不健全だけど、対症療法としては効果があるのかな。
浮気も虚言癖も、何でも病気で片付けられるというのは、もはやこれは宗教的ですらあるような気がします。遅刻も、部屋が汚いのも、食べ物の好き嫌いも、「いやぁ、俺、病気だからさぁ」と言えば、「なぁんだ、病気か。病気じゃしゃーないなぁ」となるのは、どこか共産主義的かもね。
もう、病名つけてもらうことで、薬もらえるということで、なんか安心してしまっているんじゃないでしょうかね。
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私の部屋は表題の通りなのですが…ただ『物質的』に片づけられないのではなく、『情報』を片づけられないのだ、ということに気付きました。センセーショナルな題名でマスコミに取り上げられたという点ではこの本を評価しますが、落ち着いて考えてみると、ADHD=片づけられない、という誤った認識を植え付けているような気もします。きっかけ本として読むのはいいかも。
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2001年に読んで大泣き。ちえ子の人生をガラリと変えた問題作。結構いろいろ読んだけど、最初の印象のせいか、これが一番インパクトあったし、ADD、ADHDを別枠で書いてあるのも分かりやすかったなあ。持ってないヒト、必読!!
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一部不可解なところがありつつもADDについて理解できる説明がいくつかあり納得。読み終えて『そうなのかぁ』と頷く感じ
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実は部屋片付けられないんですo(´^`)o
5年前困っていたところに、本屋で偶然手にしました。
そのときにADDとADHDの症状として部屋が片付けられない人がいることを知りました。
この本ではカミングアウトして、周りの人間の理解を求めることが大切だと書かれていたけれども、それはアメリカ社会だから可能ならしめることであって日本ではまず受け入れられないスタンスであろう。
日本では社会に溶け込めないと認められない風潮が残っています。将来的には可能かもしれないけれども、現時点ではなかなか難しい。社会になじめるためのレーニング方法を紹介してはいいのではないかと思いました。
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発行して7年後に読むとは遅かったなあと思う。ADDとADHDについて だいぶわかった気がする。少なくとも気づくことや、誤解を他人だけでなく自分もしないで済むのではないかと思った。
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AD・ADHDについての本。
ADD・ADHDは神経系の障害だ。
脳の中で科学的な情報伝達システムが
安定していないことに起因する。
脳そのものに問題はない。
筆者も障害を持つ。
女性が求められるもの、
家事・事務・整理整頓などが病的に苦手な障害。
物事の優先順位をつけられないという特徴もある。
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片付けられない女。かつて私もそうだった。HIDDなんじゃないかと思っていたが、いまではすっかり整理整頓好きに。
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遅まきながらやっと読んだ。
買ったのはもうずっと前だったのに、本棚のオブジェになっていた。
当時は当然、自分自身の部屋が荒れていたのでタイトルに惹かれて購入したが、部屋がなぜ片付かないかというと、何を隠そう本が大量に積み上げられていたからである。
この本で取り上げられている症状であるADD(注意欠陥障害)は、脳内の情報処理をする回線がショートしてしまっているかのように、やることの優先順位がめちゃくちゃになってしまう。どこから手をつけていいのかわからないという状態になるのだ。
部屋がめちゃくちゃになるのは、そういった原因がある。
もちろん、部屋が片づかないからADDだという単純なものではなくて、似たような症状がある病気もあるので、その辺も考慮して読む必要もある。
精神の病には「二次障害」という厄介なものもあるので、要注意ということもやっと気付いた。
ADDであることが劣等感になり、それがうつ病やパニック障害も呼び込んでしまうという危険性もある。
ストレスもでてくる。
いろんなナントカ障害という呼称の精神的な病があるけれど、100人いれば100人のトラウマや症状の微妙な違いがあるので、一概に「甘え」とか「わがまま」とか「気にしすぎ」という言葉では片づけられないのである。
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ADHD本で初めて買った本です。自分も非常に片付けられない人なので気になっていたのです。当てはまることがとても多く、どうなのかなあと思っていますが、いまだに突き止めず放置。
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ブックオフで購入。105円コーナーで。翻訳書だったのと、以前どこかでタイトルを聞いた記憶があったので購入。ADD(注意欠陥障害)の障害と知識とその治療法、対処法について実際のストーリーに近い事例をもって説明している。ADDの症状として、「片付けられない」を中心として、人間関係の構築や仕事上の雑用など様々な事例を取り出して紹介している。
症状の多くは、誰にでも経験があるもの(部屋が散らかっている、他人が邪魔に思える、請求書の支払いが遅れる、集中力がない等)が多く、場合によっては実際ADDではない人が気になってしまう場合も多いかもしれない。
本書内でも述べられているが、
①自分の症状は平均的な人に比べてもひどいだろうか?
②自分の症状は物心ついたときから、ずっとあっただろうか?
③この症状は、仕事や人間関係や家庭環境に問題を起こすほど深刻だろうか?
という3つの問いに当てはまる場合のみ、診察してもらうべきだとある。
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私はこれに完全にあてはまる訳じゃないなとはおもいながらも。
「成功するには、長所を伸ばすことに集中すべし。
障害を飼い慣らし、共存することを目標に。」
これはそうだなと。
「ADDを克服する日などけして来はしないのだから。」
これもうなずいてしまった。
結局またロビン西のマインドゲームの言葉が頭に浮かんだ。
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読んでいて、どんどんしんどい気分になった。別に僕はここまで重症ではないので、ADDではないのだと思ったが(多動のないタイプでは絶対にない)、でも当てはまる部分もあって、子どものころから常時ということと、一般の人に比べたら重度ともいえる気がして、となると、本がすすめる生活のために、カウンセリングや他者の協力をえないと生活を向上できないのではと考えながら読むと、きつくてきつくて、また、人によっては努力でカバーしているという部分に、自分がそうであるかもわからないのにその努力を思って気が遠くなるような暗い気持ちになれる本でした。
それにしても、これはアメリカの話なんですか?ってくらい、日本と同じように、僕の日々の日本よりはるかに古臭く女性のイメージがきつくて、それにも苦しい気分になりました。
あー、リタインなるものを処方してもらえたらいいのけど、そのために医者に行く気はしないところでヤバイです。
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ADHD/ADDの女性は特有の、期待される役割をこなすことができないために起こる問題を抱えがちである。
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どうして、部屋が片付けられないのか?
どうして、家賃を期日通り支払えないのか?
どうして、請求書や封を切ってない手紙が増えていくのか?
どうして、明日着る服がないのか?
あなたはADDかもしれません。