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美しい水彩画の絵本。繰り返しのやさしいリズムに安心する。うさぎさんが一見アンニュイな青年風なのもすてき。
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妙に人間っぽい「うさぎさん」と少女の
繰り返し続くやり取りが面白い絵本です。
絵はモーリスセンダック「かいじゅうたちのいるところ」で有名
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4572002150/250-8719352-8792233?v=glance&n=465392
女の子のはっきりとした口調と
妙に人間ぽい、紳士的なうさぎさんのやりとりが印象的です。
このイラストがなかったら、この絵本はもっと寂しげなものに映ったかもしれませんが
手足の長い面白い風貌のうさぎさんのおかげで
楽しい絵本になっている気がしました。
小さな子供は、この「繰り返し」が大好きなので
きっと喜ぶと思います。
大人は絵を見て楽しみましょう。
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挿絵が本当に綺麗。物語に赤青黄緑の4つの色が出てくるのだが、挿絵がさり気なく各シーンにあった色使いになっていてニクイ。
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とにかく絵がステキな絵本。
と思ったら、センダックでしたね。
どのページも美しい絵で、思わず魅入ってしまいます。
不思議な感じのウサギさんも魅力的☆
しかし、ストーリー的には、イマイチ…
繰り返しが多いけど、多すぎて、特になんの面白味もないし、
興味を持つと言うよりも、
繰り返しすぎて飽きてくる。
繰り返しの会話は、オシャレだったり、意表をついたりするところに味が出てくると思っているけど、
この絵本の繰り返しは、無意味でまどろっこしいだけ。
最後の最後まで、驚くような展開もないし、
ただただ飽きてしまい、終わってホッとしてしまう(笑)
しかし、絵の美しさは素晴らしい!!
思わず額に入れて飾りたくなってしまうような。。。
インテリアとして置いておく分には申し分ない。
もしくは、絵からオリジナルのストーリーを想像して語るのもいいかも。
絵に魅せられた絵本でした。
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女の子がうさぎ(足長っ)に
お母さんの誕生日プレゼントに何あげるか相談にのってもらう話
ぜったい最後うさぎが食べられるとかそういうオチだよ‥!
と思ってビビってたんですが
あっさり別れたので
拍子抜けました(笑)
絵、こわっ!!と思ったら
センダックだった^^
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「読んだことのない本が読みたい。」と言う娘のために、私の本棚から出してきて読んだら・・・・・。ただ今、娘のマイブーム。毎日、毎日、飽きもせずに持ってきます。毎日、毎日、うさぎさんよりも、あか色のものを答えます。母は、うさぎさんが、とても男性的に感じられて、読むたびにドキドキしちゃいます。(4歳)
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この本は、以前原書で読んだのですが、たまたま子どもの絵本を
探しに図書館で見つけたので、借りてきました。
英語で読んだ時と同じ印象。
うさぎさん、淡々と女の子の質問に答えます。
絵本にうさぎさんが出てくると、「かわいい」と思うことが多いの
ですが、この本のうさぎさんはかわいいという感じではなかったです。
この本について、アメブロでも書いています。
http://ameblo.jp/waremoko-tadoku/entry-10541488518.html
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センダックの描く”うさぎさん”を見て欲しい。
丸太をまたぐ女の子に手を差し伸べ、
草の上でセクシーに寝そべって、
別れ際には、片手をあげ去っていく・・・
紳士で色っぽいうさぎさん。
どうですか?笑
お話は、
お母さんの誕生日プレゼントに悩んだ女の子が、
うさぎさんに相談して、
素敵なプレゼントを用意する、という内容です。
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センダックさんが描くカッコいいうさぎさんにパパ一目惚れ。
直立する姿も、座る姿も凛々しい。
健気な女の子の役に立つために、親身になって頭を働かせるうさぎさんの姿が微笑ましい。
何十年も昔から…、そしてこれからも、このうさぎさんは、何人もの人を魅了しつづけることだろう(・´з`・)
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私の大好きなシャーロット・ゾロトウとモーリス・センダックの最強タッグ。。。
なのに、センダックは空の星になってしまいましたね。。。
本当に本当に残念です。
作品は読み継がれてのこりますが
新しい作品はもう産み出されないのだと思うと切なくなります。
大切にしたい宝物の1冊です。
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すっごく単純なストーリーで絵もおよそ子供向けではないのだけれど、
なぜかく魅かれるものがある。
女の子はお母さんへのプレゼントを選ぶためにうさぎさんと協力するのだけれど、うさぎさんは毎回高価か、もしくは手に入れにくいものを提示する。結局最後は女の子が「これなら喜んでくれる!」と身近なものを選ぶ、というだけのお話。
なんというか、うさぎさんがまず、変。(笑)女の子がどん引いてないとか、どんだけ肝が据わったお嬢さんなの(笑)
ダンディーなうさぎさんと純粋無垢なお嬢さんとのやりとりが面白いのかな?あと題名も印象的だし、わかりやすくて好きです。
子供が読むって感じではない……ような気が。
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◆お母さんにお誕生日のプレゼントをしたい少女がうさぎさんに相談して贈り物を決めていく、繰り返しを楽しむ典型的な「おはなし」絵本。◆低学年向けなのですが、なんでしょう、この、大人を惹きつける「うさぎさん」の存在感。どうしてこんなに手足が長いの? どうしていちいちポーズが決まってるの? 目が離せなくなります。◆原題:MR.RABBIT AND THE LOVELY PRESENNT 。なるほど。ただの「うさぎさん」ではなく「ミスター」なんですね。納得。そのニュアンスを視覚化するセンダック、やはり只者でない!【2013/09/22】
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子どもを舐めくさった 劇甘味の絵本もどきを ぶっとばす!
センダックの世界観がたっぷり味わえる一冊。
子どものみならず どの世代にも とっぷりひたってほしい美しい風景。
気をつけないと戻って来れれないかも~。
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2017.1.19
うさぎさんの絵がシュール!そりゃ木の陰に隠れるわ。お母さんのためにあかのプレゼントやきいろのプレゼントを探すお話。2人のやりとりにクスッとくる。最初は距離があった2人が少しずつ近くなってくる。うさぎさんが最初はめんどくさそうなのに少しずつ親身になってくる。最後はなんだかあったかいほっとした気持ちになる。うさぎさんのさりげない優しさが沁みる。
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20世紀を代表する児童文学作家と絵本作家の共作、シャーロットとモーリスの世界観が見事に合わさった1冊です。
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女の子がうさぎさんに手伝ってもらいながら、
赤いもの
黄色いもの
緑のもの
青いもの………
とお母さんへの誕生日プレゼントを選んでいくお話しです。
子供たちは自分の知っている赤いものや黄色いもの…を探しながら物語に入り込むでしょう、繰り返しの楽しいお話しです。日本語のタイトルもとっても可愛いですね!
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でも〜お話しは単純にとぼけたうさぎさんと真剣な女の子の会話で成り立っているのですが……、いや〜なんか引き込まれる不思議な力があるんです!登場人物も2人だけ……、とっても神秘的!
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手足の長い二足歩行のシュールなうさぎさんと女の子の頭身のバランスがあまりにも個性的です。そしてうさぎさんの表情は見て取れるけど、女の子の表情はいつも帽子の陰……表紙を見ただけでゾワゾワしました。一瞬こわい感じ………。
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英語のタイトルが「Mr.Rabbit and The Lovely Present」あ〜ミスターだからこのうさぎさんの姿なのね〜と納得しつつ、だんだんと2人の距離が縮んでくるのを嬉しく思いました。
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女の子がプレゼントを選ぶのに、なんだかんだと2人の会話は進みますが、最終的にはちゃんと自分で決めています。あ〜子供ってそうだなぁ、結局自分で決められる力を持ってるよ!改めてそんなことを思い返させてもらいました。
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そして何度か読んでいるうちに感じたこと…この不思議な気持ち!なんだろう〜?自分が大人になるまでに何度か感じた孤独感、何にも頼るものがなくて1人で悶々としながら過ごした日々に、ある時何らかの出会い、それが人だったり本だったり、があり助けられたことを思い出しました。このうさぎさんはそんな人だったり本だったり〜するのかなって!
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2人の距離が縮むのも、孤独感の中、心に明るい光が差し込む瞬間と同じなのかなって、そう感じました。「さよなら、またね!」また私を助けてね〜とそんなふうに読み取れました。きっとそんな気持ちにさせるのはこの2人の世界観がそうさせるのでしょうね!単純なお話しだけに読む度につーれつに何かを感じてしまうのは私だけ?
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何度も何度も読み返したい1冊になりました!
大好きな人の為に一生懸命プレゼントを考える、その瞬間だけでも幸せな時間ですね!
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#うさぎさんてつだってほしいの
#シャーロットゾロトウ ぶん
#モーリスセンダック え
#こだまともこ やく
#冨山房