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古時計が真夜中に13回目を鳴らしたとき、古ぼけたアパートは過去への扉を開く。児童書としてかなり定評のあるファンタジー作品です。冒険もない、大きな事件もない、でも読ませてくれる。
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古い時計が13回鳴る、という設定がなぜか異様に気に入っていた。昔私は不思議な話を自分で書くのが好きだったけれど、そんな話の不思議の鍵も、たいてい13回鳴る古時計にしていた気がする。今考えるとそういうのもパクリかね(笑)。
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真夜中古時計が13回鳴ったとき、裏庭の扉は過去へと通じる。そこで出逢った少女との思い出。
大きな事件も冒険も起こらないのに読ませてしまう、そんな作品です。タイムスリップものの醍醐味もありますし、庭園での遊びが活き活きと描写されていて素敵です。
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小さなころから擦り切れるほど読んたものをお正月、引っ張り出してきました。
柱時計の中に内包された時のお話です。
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3.3読了。タイムスリップもの。丁寧に風景が描かれ、とても美しい。時間を止めることはできない、という不思議についての物語。筋は途中でよめるけど、ラストシーンはとってもすてき。ちいさな頃に読んでいたら、どんな印象だったろう。
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真夜中の庭と大時計が、現在と歴史上の時間を同じように見せ、繋いでいる。
庭は、隔てられた時間をつなぐ場として機能し、トムとハティ(とピーター?)が楽しくも儚い(大人によってすぐなかったことにされてしまうという意味で)秘密を共有する場にもなっているのではないか。
他作品と比較したくなる話だった。