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[ 内容 ]
情報が氾濫するなかで、目的にかなった材料を収集し、整理し、文章に表現することは、むずかしい。
なぜ考えていることがそのまま文字にならないのか。
人を説得し、感動させる文章はどうしたら書けるのか。
大好評の前著につづく本書は、三段階法、パンチのきかせ方、30―3―30の認識など、だれでも習得できるコツと技術を、先達のエピソードなどをとおし、教えてくれる現代人必携の書。
[ 目次 ]
●なぜ書けないか
●収集と整理
三段階法/捨てる/分類の方法
●考え方・まとめ方
●書き方
読み手/パンチのきかせ方/30―3―30/練習
●時間
●心がけ
楷書の精神/収集への執念
●態度と責任
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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1.アダムのイブはリンゴを見ていたのにニュートンの万有引力に気がつかない ようなナニナニ 定型進化は破滅 三島由紀夫 みんな 多視点
道聴塗説 知的な活動と運動 スタンダール 心配しない限り覚えられる 反日の一番は日本 売春は古い かもしれない 茂吉は(滅多無償に)腹をたてた。(ぽちゃりと)飛沫があがった。形容詞は文の静寂性を強める。
2.宇宙飛行士の探求精神はモルモットとどっこいどっこい。創造するためのAでありZ。
3.100年前ヨーロッパのワインは疫病で枯渇。 カリフォルニアから苗を持って来たが 今ではヨーロッパとカリフォルニアのそれの質の違いは歴然である。
→1976年に行われたパリスの審判(神話から由来)です。アメリカとフランスのワインをブラインドでテイスティングして点数をつけた結果、勝ったのはアメリカワインでした
主催者、スパリュアはワインのお店を買い取り、バーの傍ら、ワイン学校を主。そこへパトリシアギャラガーという女性と会い、意気投合。二人は面白いかとまうか、という点を非常に重要視し、また金や名声は気にしていなかった。 彼らはアメリカとフランスのワイン対決を行った。200年前、フランスがアメリカを助けたように。
→フランスは1778年に参戦し、イギリスからの独立を求めるアメリカの勝利を助けた(実際には1783年のパリ条約で実現された)。
その業績や功績も生まれながらに決まってはいない。
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著者の情報整理術や、文章を書くときの心構えなどを説いた本です。
正編と同様、著者がみずからの体験を通して獲得したノウハウが紹介されていますが、一般化が十分になされていないので、本書の内容をいまの時代に生かすためには読者それぞれが工夫をおこなう必要があるように思います。
細かい技術よりも、本書のなかで紹介されている魯迅についてのエピソードが強く印象にのこっています。日本人との交流のなかで、彼の近代的知性は怒りと悲しみにとらわれながらも、感情的にも傍観者的にもならず、それどころかユーモアをこめて現実社会の批評をつづけた彼の精神の強靭さに打たれました。書くことを生業とするひとには、こうした倫理をけっしてわすれないでほしいと思います。