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大草原シリーズの一作目。描写が細かくて、目に浮かぶようなのです。とうみつパンとか手作りメープルシュガーとか、食べ物は全部食べたくなります。開拓時代の長く厳しい人生が描かれています。信じるものを信じてひとつずつ乗り越えていく姿がすごく力強い。訳者が変わると雰囲気が全然ちがうので、福音館の5冊がおすすめです。
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「大草原の小さな家」「プラム・クリークの土手で」「シルバー・レイクの岸辺で」「農場の少年」と続く全5巻。大好きで何度も何度も読み返しています。まさに「家族」と生きていく開拓一家の次女ローラ。食べ物にも憧れました(笑)。「農場の少年」だけはローラの夫アルマンゾの少年時代のお話。
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西部開拓時代の生活、風景が目の前に広がります。本当の豊かさとか幸せは日々の生活の中にあるのだなあ…と感じました。現代社会のゴタゴタに疲れて読むとほっとする一冊です。
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何度も何度も読んでしまうシリーズ。読むだびにほんわか〜した気分になります。家族の絆。手作りの暖かさ。日々の生活の大切さ…本当の豊かさとは何かを考えさせられる一冊です。アメリカにもこんな時代があったのね。
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インガルス一家の物語は読んでるみるべき!個人的にプラムクリークが一番好きかな。メープルシロップの作り方とか、ログハウスの作り方とかも学べますw
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子どもの時に読んだのはこの版だったかどうか…。
私が読んだバージョンはハードカバーで、訳が途中までしか出版されていなかった。続きが知りたくて読んだ別の訳者の版で、ローラたちのしゃべり方がずいぶん変わっていてびっくりしたことを覚えています。
全編通して食べ物がとにかくおいしそう。
それから、開拓者の暮らしが非常に興味深かったことを覚えています。「大きな損には、小さな得がつきものさ」というお父さんの台詞、いまでも思い出すことがあります。
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再読。
身の回りのほとんどの物を父さんと母さんが手作りしていることに驚く。ちょうど『情熱大陸』で登山家の服部文祥さんを観たので感慨深い。身の回りの「もの」がどのように自分の手に入るかを知ることは現代にこそ必要なのではと改めて考えた。
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小学ん時、給食の待ち時間にこれ読んでたんだなー。
懐かしくて再読。
フロンティアスピリットたくましい父さんだよなー。
北海道に住んでるから余計にそう思うのかもしれないけれど、じさまが北海道に移住した時、きっとこんな感じだったんだろうな。と、思うと感慨深い。
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子どもの頃ドラマが大好きで毎週見ていました。
本も何度も読んでいました。
大人になって読み返しても、ローラ一家の厳しい自然と生きる姿と家族愛には心うたれます。
娘がじいじにおねだりしてプレゼントしてもらった本です。
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小学校3年か4年くらいか、学校の図書館の本で。2巻以降は分厚くて字が小さかったけど、夢中になった。森や草原の暮らしにめちゃくちゃ憧れたものである。厳密にはここで選んだ本とは違う翻訳シリーズだと思う。こんな今風の装丁じゃなかった。
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何しろこれは、子どものころ本当に大好きだった本で。
大人になって読むと、ローラがいかに大人たちの仕事ぶりをよく観察していたかってことに感動する。
本当によく見ている。バターやチーズの作り方、砂糖の作り方、肉のさばき方、洗濯をするかあさんの美しさ、力仕事をするとうさんのたくましさ、バイオリンの音色、とうさんの歌、おはなし…。
幼く純粋なローラの気持ちがよくあらわれている部分。
「ローラは、ハンカチでくるんだトウモロコシの芯しかもっていないのですが、それは、でも、とてもいい人形でした。名まえはスーザンといいます。スーザンが、ただのトウモロコシの芯だということは、スーザンのせいではないのです。ときどき、メアリイは、ネティーを、ローラにだかせてくれることがありますけど、ローラは、スーザンが見てないときしか、それをだかないことにしています。」
なんて優しくて可愛らしい心を持っているのでしょうか!
涙が出そう。感動します。
なんでも手づくりなので、大人たちは仕事の山。やることだらけ。
子どもたちはその中で遊びを見つけ、学び、育っていく。
動物を殺さなくては自分たちが生きていけないけれど、でも、動物は情を交し合う存在でもあるわけで。
「ローラは、とうさんの耳に、そっとささやきました。『とうさんがそのシカをうたないでくれて、とってもうれしい』
メアリイはいいます。『バタつきパンがあるから、だいじょうぶよ』
とうさんは、メアリイを椅子からだきあげ、ふたりをぎゅっとだきしめました。
『ふたりとも、なんていい子だろう』とうさんはいいます。」
ほんとに!なんていい子でしょうか!
まっとうな暮らしって、こういう暮らしじゃないのか。
不便で、危険極まりないけれど、なんというか、まっとうに働いて、まっとうに食べて、まっとうに楽しむ、これこそが人間本来の暮らしだなと感じずにはいられません。
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開拓時代のアメリカ。大きな森の小さな家での暮らしが、幼い娘ローラの目線で語られている。
鉄砲の弾丸まで自分で作る、自給自足の暮らし。家に熊がやってきた!というような大事件から、とうさんがバイオリンを弾く冬の夜…といった小さな日常までが、丁寧に、愛情を持って描かれている。そして、曜日や季節に合わせた手仕事の数々。どのページからも、子ども時代のすばらしい幸福感が伝わってきた。
小3のふたごが「こんなふうに暮らしたーい!」というので読んでみたが、最初に読んだときは、「とてもこんな風には暮らせない…」という敗北感に打ちのめされてしまった。大地に足の着いた暮らし。親のしていることの意味や必要性を子どもは完全に理解し、仕事を分担し、それを誇りに思っている。なんと理想的な暮らしだろうか。それにひきかえパソコンなんかに向かっている自分(まさに今!)…後ろめたさでいっぱいだ…。
アメリカ開拓農民風に暮らすことは、まあ、できっこないのだが、今の生活をいろいろ反省。それはそれとして、この本はとてもよかった。もっと前に読めばよかった。
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箱に入った本、
豪華な表紙。
子供のわたしにはそれだけで、
他の本にはない特別感がありました。
そして中に書かれている主人公の日常の物語は
何から何まで魅力的。
その魅力は、大人になった今でも感じられます。
全巻読みました。
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すぐに扁桃腺から熱が出て学校を休んでいた小学生の頃、大好きになって読んでいた本でした。このあとローラが大人になってからのも 後に全部読みました。
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クワイナー家の物語を読んだので続きで読んだ。とうさん・かあさんとおじさん・おばさんたちの関係を把握しているので,以前より情景がよく見える気がした。
キャロラインシリーズの『せせらぎのむこうに』で「からざお」を使って小麦を脱穀する方法が書かれていたので,それから20年くらいの時が過ぎ,新しく発明された脱穀機で脱穀する時代になっていたことが感慨深かった。
この本ではかあさんは大西洋側の東部で生まれ,結婚前はとてもお洒落で洋裁店で服を仕立てさせてばかりと書かれていたのでずっとそう思っていたが,大西洋側の東部で生まれたのはかあさんのかあさんであるシャーロットで,かあさんはブルックフィールドで生まれ,ミルウォーキーの大学へ行ったときにジェーンおばさんに連れて行ってもらうまで服を仕立屋で仕立てたことなどなかったのだった。ダンスで着た素敵なモスリンの服はその時の服ということなので,それ以降キャロラインはそれ以上のドレスを仕立てる機会はなかったのだろうと思われる。