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プリデインシリーズの記念すべき初作。豚の世話係の少年タランが英雄として目覚め、少なくない犠牲を払いながらも痛みとともに成長してゆく物語を描いたファンタジーの傑作。
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英雄に憧れて自分のことを何一つ客観的に見れない自分勝手な主人公に、馬鹿だののろまだのと言うばかりの登場人物…
文体も子供向けすぎて読みにくかったです
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評判の高いファンタジー、プリデイン物語。これも本当のこと
を言うと子供の頃に出会っておかなければいけない本であった。
人生損してきてるなぁ。まぁぎりぎり間に合ったか。
ウェールズ神話であるマビノギオンを題材にしており、魔法・
怪物・不死者・戦士が登場するファンタジーではあるが、この
作品の第一の魅力は青年タランの成長にある。それは一巻ごとに
感じられるし、さらに五巻読み切ると、新王にふさわしい立派な
人物へと成長したタランの存在を感じることができる。選択の
自由とそれに伴う責任。そして死すべき存在である人として生きる
ことを選択するタランの姿には素直に感動することができた。
コルの周りは緑に囲まれた立派な農地になっているだろうし、
約束の堤防はきっと完成しているだろう。確かに女性のキャラ
クターが多少魅力に乏しかったり、物語がもう一盛り上がりして
ほしいところで終わったりするところはあるが、必読のファンタ
ジーである。
最後の二冊は外伝とも言うべき絵本。絶版とのことで図書館で
しか読めないかもしれない。まぁこれはおまけですな。
おまけと言えば、このプリデイン物語を元にしたディズニーに
よるアニメーション映画があるのだが、こちらは実に評判がよく
ない。私はそれほどまでひどいとは思わないのだが、原作とは
別物と考えた方がいいだろうということには激しく同意する。
まぁなんだかんだ言って私も観てしまったわけで、観るなとは
言えないのだが(笑)。
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プリデイン物語シリーズ
き‥きいたことない‥(笑)
読んでみたらふつうに面白かった
難しさもなく
かといって単純つまらんでもなく
なんとなく指輪物語みたいな雰囲気
いかんせん地味だなぁ
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指輪物語、ゲド戦記に通じるものがあるファンタジー。
よくある物語だけど、展開も早くてなかなか面白いけど、角の王のが結局どういう人物だったのか、よくわからないまま、終わってしまった‥
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子供向けのファンタジーとしては、なかなかよくできていると思う。地図があり、一人の少年が成長しながら旅をつづけ、仲間たちと出会い、困難を成し遂げる。
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アメリカの作家、ロイド・アレグザンダーによる子供向けのファンタジー。ウェールズの神話マビノギオンを下敷きに、架空の世界プリディンで武勇に憧れる豚飼育補佐の少年タランが、「死の国」アヌーブンとの戦いに巻き込まれ成長していく物語。
『指輪物語』の系列ともいえる神話をベースにしたファンタジーだが、LOTRほど重厚長大ではないので比較的読み易い。赤毛の利発な美少女エイロヌイ王女や吟遊詩人(本業は王様)フルダー・フラムなど、魅力的な登場人物たちがタランと旅を続ける。
ディズニーの実写映画化が進行中というので、絶版となって図書館等でしか読めない原作に再び日が当たり、新装版で再版されることを望みます。
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再読。華々しい英雄のような活躍を夢見る豚飼育補佐(肩書が欲しいのだろ?と付けられた)の少年タラン。逃げ出した予言する豚ヘン・ウェンを追いかけ、死の国アヌーブンの挙兵に立ち向かう旅に出る物語。とにかくキャラクターが魅力的。動物のような人のような純粋だが愚かなガーギ、気の強い王女エイロヌイ、嘘をつくと弦が切れる竪琴を持つ吟遊詩人のフルダー、姿を隠す能力のない不機嫌な小人ドーリーと癖もあり個性豊か生き生きとしている。何者にもなっていない少年が外の世界を知り、真の勇敢さと思慮深さ、リーダーとして仲間を率いてゆく決断の重さ、夢見ているようになれない自分を知っていく様は心が躍るものですね。情景の美しさにも想像の翼が広がります。個人的にエイロヌイとタランの会話が楽しいです。