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方法序説でわからなかったところがすっきりした。
特に、方法を見つけた後のデカルトが自分が若いから旅に出て、
せっかく見つけた方法を使うのに9年も待った。
この理由が本当に自分が若造だから?
そもそも若造だと何でだめなんだ?
という部分が納得がいっていなかった。
しかし、本書に答えが書いてあった。
それは明証性の規則。
つまり、自分が真と認めないものは取り入れないという規則。
これを実現するためには即断と偏見を避けること。
即断とは未来に向かっての早合点、偏見とは過去に自己の中に
生じている誤った見方。
これらを規則のもとになった数学で実施するのは比較的容易であるが、
哲学で行おうと思ったら簡単にはいかない。
だから、旅にでて、即断と偏見を避ける練習をしようと思った。
しかも、それが十分身につくのに9年もかかってということ。
納得。
後半の情念論に関する記述は、情念論を読んで再度読み直したい。
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「デカルト座標系」を何気なく使い続けてきていたが、本屋さんでこの本を見かけ、あ、そういえば人の名前か、とはっとした。
方程式とかじゃなく、幾何形状を取り扱うなら必ず必要となる座標系に名前が付くとか、いつの時代に一体何を考えていた人なんだろうと、速攻レジに向かいました。
そしたらまさかの神を信じる理論狂の哲学人。
哲学面白そう、と明後日の方向に興味を惹かれ「スコラ哲学」やら「形而上学」について調べたりする日々が始まりました。あと昔、大学生が運動を起こす程熱狂してた「マルクス主義」やらも良く知らないけど気になる。
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(1967.06.03読了)(1966.09.14購入)
内容紹介
「われ考う、ゆえにわれあり」という言葉で知られるデカルトは、はじめて科学的に世界全体をみた人であり、その世界をみる主体である「われ」とは何であるかということに明快な答を与えようとした近世合理主義哲学の開祖である。この偉大な哲学者の生涯をたどり、代表的な著作を解説しながら、その人と思想の全貌を紹介する。
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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心身合一の「生きるわれ」をみとめたとき、デカルトは他我への通路をも開いていたと言える。との事だが、これをどう評価するかで、デカルト評価も違ってくるのかなと。デカルトもエリザベトの出会いによってある意味マイルドになってしまったとも言えるのかもしれないが。
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デカルトの生涯と彼の思想をわかりやすく解説している。
デカルトの二元論は、知性的客観性と意志的主体性。とても人間味溢れた二元論だったそうだ。意外だった。
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とりあえずわかる箇所だけ線で引いた。精神と身体は分けられているという考えでいいんですよね?物心二元論。