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周作ちゃん(失礼^^;)の本にしてはとても、軽く、明るく、楽しい本でした。
周作ちゃんのお人柄がわかりやすい本っで、周作ちゃんが大好きになりました^^
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古本屋で幸運にも出会えたので入手。過去に遠藤氏が出会った事件や創作が連なり「幽霊やおばけがこわい」という趣よりも、もっと人間の心が隠し続けてきた闇の部分での恐怖を描いている。前作に続き、遠藤氏の留学先のリヨンが舞台になっている話がある。僕は春と夏のフランスしか知らないので冬のフランスの鬱屈した空気を知らない。冬のリヨンを是非訪れてみたい。
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薄いけどなかなかに面白い短編集。『海と毒薬』でもあった普通の人が突然に(というか心の中では徐徐に芽生えていたのかもしれませんが)悪意に目覚める(魔が差す?)瞬間を書くのが上手い。
海外を舞台にした作品はその国の気候じたいも恐怖になるんだとわかる「ジャニーヌ殺害事件」「人食い虎」。
殺人事件が起こるわけではないが、緊張をはらむミステリーになっている「共犯者」「幻の女」「娘はどこに」「憑かれた人」。
一番面白かった…というかあきらかに意表を突かれたのが、「偽作」。