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アニメ巌窟王の元ネタの1つ。顔に恐ろしい虎の入れ墨を入れられた男の復讐劇。SF上級者向けかもしれません初心者が読むには所々難しい部分が。色々未消化な部分が多かったのが少し残念。もう1冊分くらいかけてゆっくり書いて欲しかった。
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1956 年発表の小説。
「モンテ・クリスト伯」にならった復讐譚。
大小様々な SF 的ガジェットが、
惜しげもなく注ぎ込まれている。
現代の視点からは少し粗い感を受けるが、
古き良きアメリカ SF の傑作。
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憎しみからは憎しみしか生まれないという言葉を表しているかのごとく
主人公を含め全ての登場人物がろくでもない。
特にアルビノの人・・・なにがしたかったのアルビノの人・・・!
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昔読んだときはよくわからなかったので、読み直し。なかなかに迫力のある復讐劇で、斬新なアイデアや、今となってはあちこちで使われるようになっているアイデアが埋め込まれていて、SFとしても見所があると思います。
78年の版は少々翻訳が判りづらい(原語がなんとなく類推できる…)部分があるので、主人公の感情や背景にある思想などを読み解くのが難しいかもしれませんね。
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うーむ、これは何を言っているのか分からんぞ。これがわしの知ってる本物のSFや、っていう意味不明の発言をしまくるところは、あー、久しぶりにSF読んだわ、って感じになるけど、それ以上にドリフかはたまたシェークスピアかってくらいにドタバタと皆さんやれ忙しい。あっちへ行ったと思ったらこっちへと、しかもSFだからもう東京からNYまでひとっとびどころか火星までも。そしてあっちこっちでハチャメチャしながらも、さりげなく意味深長にして理解不能なコメントを残していくという。
Mr Beanみたいな感じでうまいことユーモアのセンスが合致すれば楽しめるのかもしれんなぁ。あと皇居のことを宮城と言っていたことを知った。SFで過去の歴史を勉強することになるとは。。
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高校時代に寝る間も惜しんで読みました。
復讐譚です。怒りが沸騰して多芸多彩になりました。
今では懐かしい思い出です。
表紙絵も高名なあの方です。生賴 範義(おうらいよしのり)氏でした。
あのお方の描いた表紙絵を見ると自然と大人の世界を垣間見た
子供のような気持ちが蘇ります。え、エロい世界だよな・・
これは気を引き締めて掛からんといかんなと。
平井和正氏の影響何でしょうか。
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ほとんどの人が瞬間移動能力を身につけた世界での復讐劇。
だいぶ前から読もうとは思っていたのだけどちょっと前にネタになったことも
あってこの機会に読むことに。
ほとんどの人が瞬間移動能力を身につけた世界がどうなるかという
設定はよく出来てて面白かったけど、結末への過程はちょっと
好みじゃなかったかなあ。まあこの辺は人によるとは思うけど。
読んでるとモンテ・クリスト伯っぽいなあと思ってたのだけど、
あとがきによればやはり意識したものだったらしい。
逆に後の作品に影響を与えたんだろうと思われるところもいろいろあって
なかなか面白かった。