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市の面白さって、色んなものが山ほど売ってるとか、そういう面白さだけじゃない。
毎日お店を開く人がいて、毎日来る人がいて、そこに人と人とのつながりができて、そうしてささやかな温かい物語が生まれる。この本にはそんな市の面白さが描かれてる。
惜しむらくは、全て土佐弁で書かれてるので読み聞かせが難しいこと…土佐弁で書かれてるとこがまた人と人のつながりの温かさを増しているだけに、やっぱり土佐弁で読みたいもんねぇ。読めないけど…
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太陽が照りつけてとにかく暑い高知、あっちゃんとおばあちゃんが
お買い物しながらてくてく日曜市のお店の前を歩いていきます。
いろんな店が出ていて、売りに出されている品物や値札を見ているだけでも楽しい。
本場の「にちよういち」の様です。
土佐弁が心地よくて、あったかい気候の中、
ゆったり、のんびりとした時間が、とても贅沢。
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高知県高知市では、日曜日に市がたちます。
農家の人たちが野菜や果物を売るほか、いろいろな店が並びます。
南国土佐、というだけあって、挿絵の中はとても暑そうです。
屋台や人々の濃い影に、朝から暑い空気を感じます。
お店の人や道行く人は土佐弁で楽しそうに話しています。
会話が活き活きしています。
方言のチカラ、ですよね。
最初何を言っているのかわからなかったけれど、
絵を見ながら何度も読んでみると…あ、わかる!
方言て、そういうものですよね。
(※一応、巻末に土佐弁を標準語に直した文が載っています)
市は活気にあふれています。
絵や会話を見ているだけで元気がこちらにも伝染ってきます。
行ったことのない土佐に、行ったような気分になりました。
迫力ある題字もいい感じ!
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西村繁男さんの絵は、
色鮮やかで、細かな描写まで見入ってしまう。
高知の朝の恒例、日曜市へ
おばあちゃんとあっちゃんが出掛けます。
土佐弁で書かれているので、
ネイティブでないと、読み聞かせは難しい。
けれど、見ているだけでも十分楽しめる絵本です。
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おばあちゃんと孫が買い物にでかけている。
にちよういちの様子が細かに書かれているので
会話を追うことができなくても絵を見て楽しめる。
高知弁も楽しい。巻末には標準語バージョンも。
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西村さんは絵がいい。「絵」本です。話しは高知弁なので、ちょっとわかりにくい。肉声だと違うんでしょうね。子どものロマンも詰まっている。
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基本図書のようなので、よんだ。
あっちゃんとおばあちゃんが、四国・高知市の日曜市へ出掛けるおはなし。
ぎりぎりわかる方言の響きが、いい感じ。(大人なら、巻末の共通語を見なくてもわかるレベルの方言だ。)
『やこうれっしゃ』といい、こういう見渡す絵本って楽しいのだ。
私の地元に日曜市はない。
地域のお祭り、露店、のような感じだろうか、わくわくしちゃうんだろうなぁ。
やっぱり地産地消が理想的だよね、物と者の面から考えて、などと感じる。
日焼けした背中と、日焼けして光った腕が、むしょうになつかしいのは、なぜだろう。
チューリップハットやリュック、若者の服装、ぱんぱんのリュック、ザ・昭和。
少し意外な終わり方だった。
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ある夏の高知県で開かれる朝市のお話。絵がとても綺麗である一方優しいです。どこにおばあちゃんとあつこがいるのか探すのも楽しいです。方言が分からなくても後ろに解説があり、大丈夫でした。
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高知市内の中心部に日曜日に開かれる日曜市。そこにおとずれたおばあちゃんと孫の何気ない日常を描いた作品。
土佐弁が懐かしい。日曜市にまた行きたくなった。高知出身の人はまちがいなく郷愁を覚えるはず。全国で読まれていると思うとうれしい。
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高知の「にちよういち」の様子を描いた絵本。1979年発刊なので舞台は70年代か。西村繁男さんの細かい書込みは、ストーリーがあり見ていて飽きない。子どもの最後の台詞は、これからも続く未来を感じさせて良い