投稿元:
レビューを見る
これを読んだ後しばらく自分のことをトムテと言うほどのお気に入りっぷりだったらしい。ノルウェーの小人のお話。
投稿元:
レビューを見る
とても小さいときから読み聞かせてもらっていたけど
どうも好きになれない絵本だった
絵・文章から音が聴こえてこない(わくわく感をかきたてられない)、
静かすぎる絵本でさみしい夢を見てる感覚だった
大きくなってその理由が少し分かった気がした
これはどちらかというと、大きくなってから読んだほうがいろいろ感じられる絵本
絵がきれいです
投稿元:
レビューを見る
大人向けな絵本かも。ふんわりとした感じの絵がいい。
ryoはトムテがちょっと怖いようです(1歳6ヶ月)
投稿元:
レビューを見る
スウェーデンの小人の物語で、
文を書いているのは19世紀の詩人。
寒くて長い北欧の冬の夜の、ものすごく孤独なのだけども
それだけではない、静かで厳かな雰囲気の美しい絵本。
図書館で借りたけど、自分の家に欲しいな。
投稿元:
レビューを見る
大人のあなたへ、クリスマスの絵本を紹介しましょう。スウェーデンの農家や仕事場などに住んでいる小人、“トムテ”のお話です。
小さくて、めだたないうえ、人がくると すばやくかくれてしまうので、その姿をはっきり見る機会はありません。何百年も生きつづけて、その家の人びとが幸せになるように守っています。・・・ -あとがき-より
スウェーデンの詩人・リード・ベリ氏の詩を、北欧児童文学の翻訳や紹介に活躍した山内清子さんが訳したものです。
リード・ベリ氏の詩に絵をそえたのは、画家のハラルド・ウィーベリ氏。
クリスマスをこんなしっとりと、おだやかな絵を見ながら迎えませんか?
投稿元:
レビューを見る
トムテはスウェーデンの農家や仕事場に住んでいる小人で、何百年も生きて、その家の人々が幸せになるよう守っているのだそうです。
この絵本は「トムテ」という味わい深い詩に、美しい絵をそえたもの。
しんしんと冷え込む農場で夜番をするトムテ。
家畜を見まわり、愛する主人夫婦と子どもたちを見つめる。
トムテはつぶやく。
「わしには まだ、どうもよくわからん。」
人はどこからきて、どこへいくのか。
時はどこへ流れていくのだろう。
眠らないのは、トムテただひとり。
いい絵本に出会えたと思いました。
投稿元:
レビューを見る
スウェーデンの小人トムテの話
ちょっと大人向けな雰囲気でしたね
小学生中学年以上といったところでしょうか
絵も語りもいいですが…ちょっとテーマが重い気がします
投稿元:
レビューを見る
冬っぽくて気になっていたので、借りた。
トムテ:スウェーデンの農家や仕事場などにすんでいる小人。その姿をはっきり見る機会はない。何百年も生き続けて、その家の人々が幸せになるように守っている。ノルウェーやデンマークでは、ニッセとよばれる。
同じ詩的でも、『きんいろのとき』と比べて、読みやすい。
「わしには まだ、どうも よくわからん。」、私もです。
しん、きり、とした夜気を感じる。
みどりの夜空がとっても美しくて、オーロラが出ていそうだ。
生きていくふしぎ、美しい夜、の絵本。
子ども向けではない。
投稿元:
レビューを見る
【図書館で】トムテは、長いこと、この農場を見守り続けている。だけど、『難しすぎる。わしにはやっぱりよくわからん』と悩んでいる。つまり、トムテは、成長しないってことなのか?といまいち私も “よくわからん”。
投稿元:
レビューを見る
月イチ絵本。
何気なく手にとって購入した。
北欧の妖怪?トムテ。
何百年、何千年かもしれない。
一人存在してきたトムテ。
人が生まれ成長し死ぬのを見続けてきた。
人はどこから来てどこへゆくのか?
突然現れて少し存在して突然消えていく。
トムテの時間軸からしたらあっという間のことだろう。
かといってかなしいとかそういうことは思っていなさそう。
それが自然。
当たり前のことである。
まあ疑問には思うんだけど。
深い。
なんだか深い。
人は生まれそして死ぬ。
そういうもんである。
投稿元:
レビューを見る
寒いスウェーデンの農場で終わりのない夜番をし続ける妖精のお話し。
物語の進行は特になく、しんしんと積もる雪のように情景を描写しつつ、トムテが考える生命の不思議をまた綴っていく。
独特の言い回しとふっくらとした挿絵で、とても暖かな気持ちにさせてくれます。
遠くからかすかに届く滝の音が、人が生まれやがて去っていく時の流れを連想させるシーンがお気に入り。
投稿元:
レビューを見る
言葉がきれい。
生命の不思議を語り、生きている喜びを伝えている
そんなことだろうか。
読んでいて言葉の美しさにはっとさせられる。
投稿元:
レビューを見る
雪明かりの中に浮かび上がる夜の農場。美しい絵に思わず息を呑むほど!
小人のトムテは、食糧小屋や牛と馬、仲良く眠る羊の親子を見てまわります。鶏小屋を出て、犬のカーロに会ったら、母屋の主人夫婦も見まわりました。最後はもちろん子どもたち。かわいい寝顔を見るのがいつも楽しみだから。
ひいおじいさんが子どもだったずっと
ずっと前から見守ってきたトムテ。
ひとは どこから くるのだろう
ひとは どこへ いくのだろう
真冬の夜空に瞬く星の下で、あらゆるものが眠りについています。
ねむらないのは こびとの トムテ
ただひとり
「あとがき」を読むと、トムテを大事にすれば、夜番をしたり仕事がうまくはかどるように手助けをしてくれると書かれてありました。
クリスマス・イブにはお粥を器に入れてうまやや納屋などに置き、食べてもらうのだそうです。
スウェーデンでは、毎年大晦日の夜に、リードベリの詩「トムテ」がラジオで朗読されると知りました。やさしく寄りそうウィーベリの絵に魅了される絵本です。