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題名から想像できる内容と違い、実はユーモアに溢れた読みやすい話です。しかも笑いながらしみじみと哀しくなってくる。ロシア、というとこの本のイメージが胸をよぎります。
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まさかこれは現代日本の話なのではと思う(笑
還付金詐欺を思い出した。
ゴーゴリの祖国ロシアに対する愛が伝わってきて楽しい。
なんだかしょうもない主人公が可愛くなってくる。
人形劇のような可愛いらしい雰囲気でこの本かなり好き。
挿絵も面白い。
つまり。愉快な本なんだよ。
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どこか滑稽な夢、だがそれはたやすく悪夢に傾きそうな気配を
漂わせている。
さまざまな俗物をめぐりあるく典型的な遍歴の物語は、
自ら販売していたはずの陥穽に
「笑ゥせぇるすまん」本人が落ちこんでしまったかのような
主人公自身の運命の変転によって終わりを告げる。
奇妙な花火のように次々と炸裂するイメージ、
それらすべてを「リアル」に感じさせてしまう作者の手腕は
このようにしか称えられない――曰く、奇怪、と。
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死んだ農奴を譲って欲しいと地主周りをするチチコフ。一癖も二癖もある地主たと言葉巧みに丸め込もうとするチチコフのやりとりが面白い。食事のシーンの描写も詳しいがあまりうまそうじゃない